Twitterアカウントなしで見れない理由!ブラウザで見るだけに使えるたった2つの方法
2023年6月30日頃より、Twitterを見ようとすると「アカウントなしで見られない」「登録していないと見られない」という現象が発生しています。
Twitterは最新情報が手軽に調べられるSNSとして人気がありますが、アカウントを持っていないという方も意外といます。
今まではアカウントなしでも、Twitterのタイムラインなどを見ることができました。
当然ながらアカウントを作れば解決はするのですが、アカウントなしで使い続けたい!という方もいると思います。
そもそも、なぜTwitterはアカウントなしで見れなくなってしまったのか?
今後もずっと見られないのか?
ブラウザで「見るだけ」の方法はないのか?
本記事では、Twitterでアカウントなし、ログインしなくても見る方法を検証していきます。
目次
Twitterでアカウントがないと見れない現象が発生
大人気SNSの1つであるTwitter。
2023年6月20日頃より、アカウントがないとTwitterが見られない、ログインしないと見られないという声があがっています。
プライベートはもちろん、仕事などで調査したいときにTwitterを活用している方は多くいると思います。
その際、自分のアカウントを使うのは・・・という時、ログインしないで使っている方もいるのではないでしょうか。
もしくは、アカウント自体持っていないけど閲覧専門で使っていたという方もいるかもしれません。
Twitterは、何かあった時の最新情報をいち早くチェックできるSNSです。
「何かあったらTwitter」「困ったらTwitter」というぐらいに、Twitterの情報量は圧倒的です。
そんなTwitterで、アカウントなしでは見られないという現象が発生・・・。
Twitterでアカウントがないと見れない理由・原因
Twitterでアカウントがないと見れない、ログインしないと検索できない原因は、TwitterによるAPI制限が影響している可能性があります。
そもそも、アプリ版はアカウントがないと利用できませんでした。
ブラウザ版に関しては、アカウントなしでも閲覧はできていたのですが、2023年6月30日頃より閲覧不可になっています。
API制限による影響か?
2023年7月1日より、Twitterのタイムラインを読み込むと「取得できません」「API制限」といった通知が出るようになりました。
これは、イーロン・マスク氏のTwitterでも報告がありますが、Twitter側が制限をかけていたんです。
To address extreme levels of data scraping & system manipulation, we’ve applied the following temporary limits:
– Verified accounts are limited to reading 6000 posts/day
– Unverified accounts to 600 posts/day
– New unverified accounts to 300/day— Elon Musk (@elonmusk) July 1, 2023
「極端にデータが収集されることに加え、システムの操作に対処するため」という理由により、Twitterの利用を一時的に制限することを発表。
タイムラインを読み込む数を制限したのです。
当初は、未承認アカウントであれば600件は取得可能でした。
しかし、600件なんてあっという間です。
仮にフォローしている人が300人いたら、1人が2件ツイートやリツイートなどをしてそれを読み込んでしまえば、600件になってしまいます。
これにより「Twitterサービス終了」「Twitterオワコン」など、Twitterに関する内容がトレンド上位を占めてしまいました。
その後、ツイート数は緩和されているものの、2023年7月4日時点で制限は解除されていません。
・認証済みアカウントで閲覧できるツイートの数:1日あたり6000→8000→1万件
・未認証アカウントで閲覧できるツイートの数:1日あたり600→800→1000件
・新規作成された未認証アカウントで閲覧できるツイートの数:1日あたり300→400→500件
「極端にデータが収集されることに加え、システムの操作に対処するため」の制限なので、今後はアカウントなしではTwitterは見れない、閲覧できないかもしれません。
ただし、一時的な制限の可能性もあるので100%ではありません。
2023年4月から検索はできなくなっていた
現在、ブラウザ版でアカウントなしでは見ることができなくなってしまいました。
実は、2023年4月から「ブラウザ版でアカウントなしでTwitterを利用する際、閲覧はできるものの検索はできなくなっていた」んです。
当時も「検索できない」と困っている声が続出していました。
一時的な制限かと思いましたが、その後も検索はできず・・・。
そして今回、閲覧さえもできなくなってしまったのです。
アカウントなしで見るという「匿名による利用者を減らすため」の準備を進めていたのかもしれません。
埋め込みツイートも見れなくなる可能性あり
さらにもう1つ。
Twitterは、自分のブログなどに「埋め込み」をすることができます。
例えば、イーロン・マスク氏のTwitterをブログに入れたい場合。
設定から「ツイートを埋め込む」でコードを取得すれば、以下のように表示させることができます。
Rate limits increasing soon to 8000 for verified, 800 for unverified & 400 for new unverified https://t.co/fuRcJLifTn
— Elon Musk (@elonmusk) July 1, 2023
埋め込みツイートに関しては、ブログ上などでは表示されます。
しかし、クリックするとアプリまたはブラウザでTwitterが開き、アカウントがないと閲覧ができません。
2023年7月4日時点では「ブログ上に表示される埋め込みツイート自体は見られるが、クリックすると見られない」ようになっています。
今後、埋め込みツイートをブログに入れた場合、ブログ上でもツイートが表示されない可能性もあるかもしれません・・・。
Twitterでアカウントなし「ブラウザで見るだけ」の方法
Twitterをアカウントなし、ログインしないで見ようとするとログイン画面が出てきます。
ポップアップを消しても、検索や設定ボタンを押すと再びログインを求められます・・・。
どうにかしてアカウントなし、ログインなしでTwitterを使う方法はないのでしょうか?
色々と試しましたが、2023年7月4日時点ではブラウザで見るだけという場合に使える方法は「たった2つ」のみ。
以下でご紹介します。
その1:ヤフーリアルタイムを使う
まず、1つ目の方法はヤフーリアルタイムを使うというもの。
ヤフーリアルタイムは、トレンドワードを見れるだけでなく、特定のキーワード検索をすることも可能です。
ヤフーリアルタイムの検索窓に、検索したいワードを入れます。
そうすることで、検索したキーワードを呟いている投稿が最新順で閲覧できます。
動画や画像を載せている投稿だけを絞ることもできます。
Twitterと違うところは、
・おすすめ順にはできない(最新順でしか見られない)
・日付などを絞って検索ができない
・Twitterのトレンドは自分の興味のあるジャンルも表示されていたが、ヤフーリアルタイムはジャンル表示はなし
・フォローしている人のタイムラインだけを見ることはできない
が挙げられます。
最大の欠点として特定の人のツイートだけを見ることはできないということ。
あくまでリアルタイムのトレンドワードに関するツイートしか見られないんです・・・。
Twitterのかわりにはならないという点はご理解ください。
最新情報、トレンド情報を知りたい場合にだけ使える方法です。
ヤフーリアルタイムのリンクは以下に貼っておきます。
ただし、ブラウザのヤフーリアルタイムだと20位までしか見られません。
アプリ版「リアルタイム」では、トレンドワードを100位まで見ることができますので、こちらもおすすめです。
その2:アカウントを作って「リスト」に入れる
ヤフーリアルタイムでは、根本的な解決法にはなりません。
ではどうすればいいのか?
Twitterのアカウントを作るしかないんです。
アカウントを作ったとしても、ツイート数の取得に制限がかかってしまうので、今までのように手軽にツイートを見るというのはし辛いのは確かです・・・。
しかし!!!!
Twitterのアカウントを作り、タイムラインを見たい人を「リスト」に入れれば「制限なしで閲覧」できるんです。
ブラウザ版の場合は左側。
アプリ版の場合は、自分のアイコンをクリックするとメニュー画面が出てきます。
メニュー内にある「リスト」をクリックして下さい。
メモ用紙みたいなアイコンをクリックすると「新規リスト作成」ができます。
リストを作成後、タイムラインを見たい人をリストに入れて下さい。
この時、リストを「公開」にしていると、リストに入れたという通知が相手に届いてしまう他、あなたのリストが他人にも見えてしまいます。
通知をいかないようにする、他人にリストを見られたくない場合は、リスト作成時に「非公開」に必ずチェックを入れて下さい。
リスト機能は、リストに入れた人だけ表示されるタイムラインのようなものです。
特にフォローしている人が多い方は、ジャンル別でリスト入りさせることで、タイムラインの見逃しをかなり抑えることができます。
実はこのリスト、ツイート数の制限対象外になっている模様。
つまり、リストに入れた人のタイムラインなら無限に読み込みができるのです。
この方法は、メインで使っているアカウントがある方にも有効です。
すぐに制限がかかって困る・・・!という方は、ぜひリストを作成してみてください。
Twitterでアカウントなしだと今後も見られない?一時的?
結局のところアカウントは必要になってしまうものの、「トレンドを見たいならヤフーリアルタイム」、特定の人のタイムラインを見たいなら「アカウントを作成してリストに入れる」という使い分けができます。
しかし、手軽に利用できるTwitterが不便になってしまったのは確かです。
アカウントなしでは、今後も見られないのでしょうか?
2023年4月からブラウザ版では検索が利用できなくなってしまったことから考えると、今後はアカウントなしでは閲覧できない可能性があります。
やはり、「匿名での利用」を減らしたいのでしょう・・・。
また、ツイート数の制限に関しても「一時的」なのか「永久的」なのかはわかっていません。
正直かなり不便です。
いずれにしても、Twitterを使い続けるには「アカウント作成」が手っ取り早いです。
繰り返しますが、「トレンドを見たいならヤフーリアルタイム」、特定の人のタイムラインを見たいなら「アカウントを作成してリストに入れる」とうまく使い分けていくしかなさそうですね・・・。