スリランカとアフガニスタンから電話はなぜ？出たらどうなるのか検証

2023年12月1日頃より、スリランカやアフガニスタンから国際電話がかかってくるという報告が急増しています。
両方からかかってくる方もいれば、どちらか片方からしかかかってこないケースも。

海外からの電話って怖いですよね。
「いったい何の用なんだろう？」「なぜ電話番号を知られたのだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

スリランカやアフガニスタンから電話が来る理由は？詐欺？目的は？
出てしまったらどうなるのでしょうか？

本記事では、スリランカとアフガニスタンから電話が来たのはなぜなのか、実際に出たらどうなるのかを検証していきます。

スリランカとアフガニスタンから電話

2023年12月1日頃より、スリランカやアフガニスタンから電話がかかってくる、着信が残っているという報告が増えています。

スリランカとアフガニスタンの両方から連日かかってくるというケース。
スリランカかアフガニスタンどちらかの着信が1回だけ残っているという、色んなケースがあります。

海外に知り合いがいない方にとっては、何だか怖いですよね。
間違い電話だとしても、なぜ自分の電話番号にかかってきたのかも気になります。

スリランカとアフガニスタンから電話が来た事例

スリランカとアフガニスタンからの電話は、いわゆる国際電話です。
国際電話というだけでも怖いのに、全く別の地域から何回もかかってきたらもっと不安になりますよね。

実は、スリランカやアフガニスタンからの着信はあなただけではありません。

スリランカから電話かかってきた pic.twitter.com/Sd6BJyNOgA

— yamato (@lefty_tea) December 5, 2023

なんかずっとアフガニスタンから電話くるんだけど pic.twitter.com/OUq1KmJECX

— そばちゃ (@Sobattttcha_i7) December 4, 2023

スリランカとアフガニスタンから立て続けに電話かかってきてるんだけど次はどこからかかってくるかこわいのだが pic.twitter.com/vOpRyMgty7

— Kato Yushiro_LINE VOOM (@yushiro123456) December 4, 2023

SNSのX(Twitter)では、2023年12月1日以降、毎日のように報告があがっています。

スリランカとアフガニスタンの電話に出たらどうなるのか検証

スリランカとアフガニスタンの電話が来るのはなぜなのか？
何の用事でかけてきたのかも気になるかと思います。

気になるものの、出るのはやはり怖いですよね。
では、実際に出たらどうなるのか？

私にもかかってきたので着信に出てみました。
結果、出た瞬間に切られてしまったんです。

さすがに折り返すのは怖いので折り返しはできませんでした・・・。
というのも、国際電話は詐欺電話の可能性が非常に高いためです。

スリランカとアフガニスタンの電話はなぜ？目的は？

電話に出たものの、結果的に切れてしまいました。
では、なぜかかってきたのか？目的はなんなのか？ということになります。

ここ最近の話に限らず、昔から国際電話詐欺、ワン切り詐欺が横行しています。

一般的に、詐欺電話は「個人情報を聞かれる」「高額請求をされる」というイメージがあるかもしれません。

国際電話詐欺の特徴として、多くは「ワン切り」をする傾向にあります。
ワン切りというのは、ワンコールほど鳴らしてすぐに切るというものですね。

ワンギリをすることにより、相手には着信があったという履歴が残ります。
履歴が残っていると、何の用事があったのかとかけ直す方もいるかもしれません。
もちろん、不審な電話にはかけ直さないという方のほうが圧倒的に多いです。

国際電話の詐欺手口は「かけ直させる」ことが主な目的なんですね。

どういうことかというと、国際電話は30秒数百円と非常に高額な通話料がかかります。
かけ直すことでこちらに通話料が発生するのですが、その通話料を国際通話の業者が詐欺グループへ支払うという仕組みがあります。

今回のスリランカとアフガニスタンの電話は、出たら切れてしまいました。
つまり、かけ直させることが目的なのです。

ただし、国際電話詐欺は色んな手口があります。
日本語の自動音声が留守電に残るもの、中国語の自動音声が留守電に残るものなど様々。

海外に知り合いがいないのであれば、ほぼ100％詐欺電話だと考えておきましょう。

スリランカやアフガニスタンの電話、番号が流出している？

ここで気になるのが、なぜ自分の携帯番号にかかってきたのか？
なぜ電話番号を知られているのか？ということ。

どこかで自分の個人情報や携帯電話番号が流出しているのではないか？と心配になりますよね。

国際電話詐欺に限らず詐欺電話の場合、電話番号を適当に入力して手当たり次第かけていることがほとんどです。
たまたま入力された電話番号が自分のものであった可能性が高いということですね。

ただし！！
必ずしも適当に入力しただけではないことも可能性として考えてください。

例えば、これまでに怪しい海外からの国際電話に一度でも電話に出てしまった。
留守電が回ってしまった、かけ直してしまった等、何かしらのアクションを起こしてしまった場合。

「使用している番号」として詐欺業者の中で出回っている可能性があるのです。

身に覚えがないものに何かアクションを起こすということは、今後リスクも出てくるかもしれないということを常に意識しておかなくてはいけません。

スリランカとアフガニスタンから電話がかかってきた時の対処法

もしも、スリランカやアフガニスタン電話がかかってきた場合、どうすればいいのでしょうか？

絶対に電話に出ない、かけ直さないようにしてください。

万が一電話に出てしまった場合は、すぐに電話を切るようにしてください。
電話を切ってしまえば、こちらに何か発生するということもありません。

ただし、電話に出たということは使われている番号と認識されます。
今後、詐欺電話が増える可能性は十分にあるため、不安な方は電話番号をかえるようにしましょう。