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モンスター返品者の衝撃事例まとめ!理由が身勝手でモラルがない?対応策は?

2019年5月21日の「とくダネ!」で特集された「モンスター返品者」の事例がやばすぎる、と話題になっています。
2000年代に生まれた言葉である「モンスターペアレント」と何が違うのでしょうか?

近年、ネットやSNSが当たり前になり、通販などで商品を購入する方も増えています。
通販では、業者などによって無料返品サービスなどが行われていますよね。

サイズがあわなかったり、手元に届いた商品がイメージと違った場合など、未使用に限り返品対応をしているケースがあります。
その他、セール品は返品不可という印象がありますが、セール品も返品OKなところも増えてきました。

しかし、それらのサービスを逆手に取ったモンスター返品者が急増中。
モンスター返品者は、いったいどのような理由や方法でクレームをつけて返品をしてくるのでしょうか?
そのような場合の対応策はあるのでしょうか?

販売者側なら思わず「あるある」といってしまうような事例もあわせて、モンスター返品者についてまとめています。

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とくダネ!で「モンスター返品者」が話題に


出典:https://twitter.com/

2019年5月21日、朝の番組「とくダネ!」で「モンスター返品者」が特集されていました。
とくダネ!放送直後から、Twitterでもトレンド入りしています。

番組は見ていないけど、モンスター返品者というワードが気になった!とこの記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうかw
某エナジードリンクが何かやらかした?と思った方もいると思います。

そもそも「モンスター返品者」とはなんなのでしょうか?
似た言葉である「モンスターペアレント」とは違うのかも気になりますよね。

とくダネ!では、事例も紹介されていましたが、もう開いた口が塞がらないとはまさにこのことなのでしょう・・・。

モンスター返品者とは?

モンスター返品者とは、「正当な理由ではない、身勝手な理由で返品してくる人」のことをいいます。

近年、通販などが主流になり、衣服もネットのほうが安い!という理由で購入者は増えています。
しかし、ネットでは写真のイメージしかないため、手元に届いたら「思ったのと違ったな・・・」という経験もあるのではないでしょうか。

少しでも顧客満足度をあげるために、通販会社などが行っているのが返品サービスです。
返品サービスには、未使用、未開封品など、一定の条件が設けられています。

しかし、モンスター返品者にはそんなの関係ない!!
「返品可能って書いてあるじゃん」とめちゃくちゃな理由をつけてくるわけです。

モンスター返品者は、季節の変わり目やイベント事がある時に特に多いのだとか。

例えば春の季節は、入学式や卒業式などでスーツなどを購入しますよね。
それらを着用したにも関わらず、もう着ないから返品するんです。

購入ではなくレンタル感覚で返品制度を利用しているということですね・・・。
しかも、最初から返品するつもりで購入している人もいるんです。

もうここまで来ると一種の悪質クレーマーですよね。

商品に問題がないのに、適当な理由をつけて返品要求するのはクレーマーの特徴です。
結局のところ、モンスタークレーマーを返品者に言い換えたという感じです。

ちなみに、似た言葉に「モンスターペアレント」があります。
モンスターペアレントは、主に学校に対して自己中心的だったり理不尽な要求をする人をいいます。

大きな違いとしては・・・
・モンスター返品者→商品などを身勝手な理由で返品要求する人
・モンスターペアレント→学校に対して理不尽な要求をする人

という感じですね。

モンスター返品者が増えた理由は?

なぜ、モンスター返品者が急増しているのでしょうか?
その背景には、やはり通販会社などによる返品制度が関係していると考えています。

通販会社は一定の条件を設けて、返品OKとしているところがほとんどです。

例えば、
・未使用品
・未開封品
・商品タグがついているもの
・購入したレシートや領収書がある

という場合には、返品を受け付けてくれることが多いです。

これらは一般的な返品制度ですが、最近ではさらに顧客満足度をあげるために、返品制度も充実しています。

・購入から1年以内なら返品可能(条件あり)
・セール品でも返品可能
・商品タグがとれていても手元にあれば返品可能
・商品がイメージと違った場合は返品可能

中でも「商品がイメージと違った」というのをうまく利用したモンスター返品者が多い傾向にあります。
普通に利用していたにも関わらず、飽きた時などに「イメージと違うから返品する」というケースが多いんですね。

モンスター返品者は、返品可能な条件なんて関係ありません。
ごねれば返品してくれる、と強気で出てくるので、業者側も応じるしかなくなってしまいます。

結果、「あの業者は文句言えば返品してくれる」と味をしめ、どんどん繰り返していくわけです・・・。

モンスター返品者が多い年代は?

クレーマーというと、なんとなくおばさんのイメージが強いですよね?
いわゆる40代~60代に多い印象があります。

しかし、モンスター返品者に多い年代は、20代~60代と幅が広いようです。
若い子に多いのは、ちょっと意外だったかもしれません。

モンスター返品者は、商品を返品するというよりも「レンタル感覚」に近い傾向にあります。
もともと返品するつもりで購入している方は、まさにレンタル感覚ですね。


出典:https://matome.naver.jp/

若い世代は、メイク品だったり交際費などにお金がかかり、いくらあっても足りません。
服だって流行りのものを着たいと思っています。

でも、お金がなければ購入できないですし、お金を払ってまで購入はしたくない・・・。
そこでたどり着くのが1回着用して返品すればいいか!そうしたら最新作もいつでも着られるという発想。
20代にもモンスター返品者が多いのは、そのような感覚があるからだと考えています。

そして、年配の方の場合は、どちらかといえば「明らかに何度も着た商品を返品する」傾向にあります。
捨てるのはもったいないし、返品してもらおう、という感じなのではないでしょうか。

販売側としては本当に迷惑な話ですよね・・・。

モンスター返品者の事例がやばすぎる!

とくダネ!でモンスター返品者が特集されてから、Twitterでは事例がどんどん出てきています。
販売者側なら思わず「あるある」「わかる」というネタから、「本当にそんな人いるの・・・?」と思わずドン引きしてしまうようなネタも・・・。

あまりにも目を疑うような事例をいくつかご紹介します。

事例1:年に1度しか着ないようなものは返品

卒業式や入学式などに必要なスーツ。
秋にあるハロウィンなどの仮装イベント。

正直、1回しか着ないのに購入するのはもったいない・・・と思ってしまいますよね。
ハロウィンはコスプレみたいなものですから、普段着る機会なんてほぼありません。

そういった年に1度しか着ないような商品を返品する人が多いようです。


出典:https://matome.naver.jp/


出典:https://matome.naver.jp/

当然、一度は着用しているものですから中古品になります。
しかし、もう着ないからという身勝手な理由で、適当な理由をつけて返品するのです。

確かに気持ちがわからなくもないですが、それならレンタル商品を使えばいいのでは・・・?と思ってしまいますよね。
このようなケースは「レンタルは他人が着たものだから嫌だ」という感覚があるのかもしれません。

事例2:返品するためにタグをつけて着用

かなりびっくりしたのが、返品するために、タグをつけたまま着用するケースです。
最初から返品するつもりで購入し、返品するためにタグを切らないで着用するんです・・・。


出典:https://matome.naver.jp/

タグがふにゃふにゃにならないように、肌に触れないようにする。
中にキャミソールなどを着て対処する感じですね。

さすがにこの発想にはびっくり・・・。
返品するつもりで購入していることにも驚きなのに、タグを付けておけばいい、という考えを思いつくこともある意味すごいですよね・・・。

事例3:自己責任なのにお店側のせいにする

Twitterでもあがっているのですが、自己責任にも関わらず、お店側のせいにするモンスター返品者もいます。
個人的に衝撃を受けた事例をいくつかご紹介します。

もういろいろびっくりネタばかりですよね。
マックシェイクが溶けたから返品って、自己責任もいいところです・・・w

チキンを食べたらなくなったって、食べたんだから当然なくなるよ!!と思わず突っ込みたくなりますね。

事例4:明らかな中古を返品

モンスター返品者に最も多いのが、明らかな中古を返品するケースです。

一度着たものを返品するのも問題ですが、何度も着用しているのに返品するんです。
やばいですよね・・・。

「似合わないから」「肌に合わないから」「適応してなかったから」と理由をこじつけてきます。
何度も使用しているのに????と言いたくなるネタばかり。

このようなモンスター返品者は、捨てるのがもったいない、飽きたというのが本当の理由なんだと思います。
それなら返品すればいい、返品してもらえたらラッキーという感じなのでしょう・・・。

モラルがなさすぎますね・・・。

事例5:抽選などに当たらなかったから返品

スーパーやデパートだけでなく、コンビニにも増えている抽選くじ
◯◯円分を購入するとくじが引けて、あたりが出たら商品がもらえるものですね。

特にコンビニでは頻繁に開催されており、意外にも当たる確率は高いんです。
しかし、この抽選くじさえも理由にして、返品要求をするモンスター返品者がいるのです。

当たらなかったから買ったものを返品するなんてびっくりすぎます・・・。
よく、数円足りなくてクジを引けない人がごねているのは見ますが、さすがに当たらないから返品は衝撃w

お店側も面倒くさいことに関わりたくなくて、つい応じてしまうのかもしれません。

事例6:すり替えや中身抜き取りで返品

最近では、メルカリやフリルなどのアプリを利用して、不要なものを売っている方もたくさんいます。
そのアプリにも、モンスター返品者は潜んでいるんです。

1つは商品のすり替えというケース。
例えばブランド品などを売り、購入者が手元に届いた時点で偽物と交換してしまうのです。


出典:https://matome.naver.jp/

出品者側は本物を送ったにも関わらず、予め用意しておいた偽物を「偽物だから返品しろ!」と要求するんですね。
そのまま偽物を返送されたら、自分には本物が手元に来ることはほぼありません。
結果、商品だけ持っていかれるトラブルも多くあります。

もう1つは中身の抜き取りというケース。

DVDやBlue-rayなどを送った際、中身だけ抜き取られて「入っていなかった」と言われる事例もあります。


出典:https://matome.naver.jp/

実は私も抜き取りをされた経験はあります。
抜き取りというよりも、「商品が入っていなかった」と嘘をつかれたことがあるんですよね・・・。

郵便局の窓口で確認してもらっていたこと、窓口の方が覚えていて下さったことで相手が「イメージと違ったから嘘をついた」と認めたことがあります。
それ以降は、高額商品等は窓口の方にチェックしてもらったり、保証がある配達方法を利用しています。

モンスター返品者の対応策は?

モンスター返品者の被害は、通販だけではありません。
ネットやアプリなどで個人売買している方も、モンスター返品者の被害にあっています。

業者の場合は、オペレーターなどが応じてしまう場合もあるので、対策は会社全体で行うしかありません。
返品の線引をしっかりと記載することが大切です。

しかし、個人売買の場合は、事前にきちんとしておけば、少しでも遭遇する可能性は低くなります。
もしも自分が、モンスター返品者に遭遇した場合はどのようにしたらいいのでしょうか?

個人売買している方は、以下の点を意識するようにしましょう。

・中古品の場合、たくさんの写真を撮り、取引が終わるまで保管しておく
・自己紹介などに「返品、交換はすり替え防止の為、不可」と書いておく
・出品する際に、難がある場合はきちんと記載し、それを納得してもらった上で購入してもらう

いちばん大事なのは、写真に残しておくことです。
モンスター返品者の中には、気に入らないからとわざと傷をつけてクレームをつける場合もあります。

そうなる前に、確実な証拠として、日付がわかるものを一緒に並べて写真を撮っておくのはかなり効果的です。
そうすれば、こちらは証拠があるわけですので、「納得していただけないのであれば、証拠を持っていますので裁判などをしましょう」ということもできます。

遭遇しないためにも、事前に防止をしておくのはとても大切です。

まとめ

モンスター返品者は、まさにモンスターペアレント!
理由があまりにも身勝手で、中には「返品するつもりで購入した」なんてケースもあるので驚きですよね・・・。

ただ、返品をするのが悪い!というわけではありません。
モンスター返品者という言葉が生まれたことで、本当に返品すべき商品を「クレーマーだと思われたらどうしよう?」と考えてしまう方もいると思います。

当然ながら、商品に問題があった場合、正当な理由であればモンスター返品者には該当しません。
あくまでも「身勝手な理由」「モラルに反しているようなケース」が該当します。

きちんとした理由がある場合は、しっかりと対応をしてもらうようにしましょう。

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