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阪神タイガースの優勝「あれ」「アレ」はなぜ?いつから始まった?

2023年のプロ野球セ・リーグは、阪神タイガースがアツイ!!
18年ぶりのリーグ優勝に向け、13日にはついに優勝マジック1となりました。

最短で2023年9月14日に優勝を飾るかもしれない阪神タイガース。
各種SNSやメディアでも大盛りあがりなのですが、「アレ間近」「今年こそアレして」「明日アレ」といった「あれ」「アレ」という表現がたくさん見られます。

阪神タイガースのアレっていったいなに?と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
なぜ「アレ」と表現されるのか、いつから始まったのかも気になるところです。

本記事では、阪神タイガースの「アレ」「あれ」について、野球を知らない方でもわかるように解説していきます。

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阪神タイガースがマジック1で「アレ間近」

2023年のプロ野球セ・リーグ。
宿敵の巨人を見事破った阪神タイガースは、2023年9月13日に優勝マジック1となりました。

これに伴い、SNSやメディアでも大盛りあがり!
新聞でも阪神タイガースの優勝について、大々的に取り上げられています。

しかし、よく見てみると「優勝」という文字が見当たりません。
かわりに「最速アレ」という「あれ」「アレ」という表現が使われています。

野球を知らない方にとっては、いたるところで見る「阪神アレ」という表現、何なのか気になりますよね。

阪神タイガースの「アレ」とはなに?

阪神タイガースのアレという表現。
試合結果で何となく察している方もいると思いますが、「優勝」という言葉を「アレ」と置き換えているんです。

最速アレとは「最速優勝」の意味。
あれというのは「こそあど」の「これ」「それ」「あれ」「どれ」から来ています。

阪神タイガースのアレ表現はなぜ?

阪神タイガースの「アレ」が優勝というのはわかったものの、一体なぜ「優勝」ではなく「アレ」と置き換えているのでしょうか?
報道規制でも入っているのか?と思ってしまいますよね。

これは、2022年に就任した岡田彰布監督が影響しています。

岡田彰布監督は、2010年~2012年までオリックス・バファローズの監督を努めていました。
この時「優勝」という言葉を言い過ぎたこともあり、選手が緊張してしまったのです。

緊張したことにより思うような結果が出せないということがありました。
そこで考えたのが「優勝」という言葉を「アレ」と表現すること。

選手にあまり意識させないようにした結果が「アレ」となったのです。

結果的に「優勝」と使わなくなってから、オリックスは交流戦で初優勝しました。
「優勝」という言葉の重みから開放されたことは、精神的な面で大きな影響を与えたのだと思います。

阪神タイガースのアレはいつから始まった?

阪神タイガースのアレと表現するようになったのは、2022年。
岡田彰布監督が就任した時期からです。

しかしもっと厳密に言うと、オリックスの監督時代から使用されていました。
つまり、「アレ」自体は2010年から使われていたものになりますが、この時は今ほど浸透していませんでした。

ファンに浸透し始めたのも2022年から。
あと一歩のところで優勝を逃してきたこともあり、ファンも「優勝」という言葉でプレッシャーを与えないようにしているのです。

阪神タイガースのアレはチームスローガンにも

2023年シーズンの阪神タイガースのチームスローガン。
ここにも「アレ」がローマ字表記「A.R.E.(えーあーるいー)」で使われています。

チームの最終目標である「アレ」を目指していく強い想いを表現。

個人・チームとして明確な目標→Aim
野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ち→Respect
個々がさらにパワーアップ→Empower

という思いが込められています。

とても良いチームスローガンですよね!

阪神タイガースのアレはいつ、何年ぶり?

阪神タイガースが最速アレ(最速優勝)目前となった2023年9月14日。
阪神タイガースvs巨人戦で阪神が優勝すれば、18年ぶりのリーグ優勝を手にすることになります。

これまで、リーグ優勝は5回、日本一は1回獲得してきました。

なお、今回最速の9月14日で優勝した場合。
2リーグ制後で、1990年9月8日の巨人、2016年9月10日の広島に次いで3番目に早いV決定日となります。

Xデーとなる9月14日は、18時より試合開始です。
いったいどうなるのか・・・?!

9月15日の紙面は「阪神タイガース18年ぶりのアレ」で飾られるのか?!
ドキドキですね!!

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