箱根駅伝2022のコース詳細と地図!通過時間・交通規制情報も紹介
お正月の風物詩となっている大学対抗の「箱根駅伝」。
第98回箱根駅伝は2022年1月2日・3日に開催されます!
箱根駅伝はめちゃくちゃ盛り上がります!!
繋がれていくタスキ、長く熱い戦いが繰り広げられる箱根駅伝を見ないと新年が始まらないといっても過言ではないですよね!
いつもであれば、中継所やスタート地点等の沿道で観戦、応援に行く方もいると思います。
しかし、第98回箱根駅伝2022は密を避けるために、テレビやインターネットで観戦、応援するようお知らせが出ています。
自宅でも箱根駅伝2022が楽しめるよう、1区・2区・3区・4区・5区の往路・復路の詳細コースと地図、選手たちの通過時間(予定)などをまとめました。
また、近隣の方やどうしても帰省しなくてはいけないという方のために、交通規制情報もまとめています。
目次
箱根駅伝2022(第98回) の観戦・応援に関するお願い
毎年開催されている学生長距離界最長の箱根駅伝。
沿道には多くの観戦者が応援に駆けつけ、選手に声援を送っていました。
しかし、第97回となる箱根駅伝2021は例年とは異なり、駅伝会場での観戦、応援を控えるようお知らせが出ていました。 2022年の第98回についても同じように駅伝会場での観戦、応援は控えるよう、お知らせが出ています。
「応援したいから、応援にいかない」感染拡大を防ぐために、今回の箱根駅伝で添えられたキャッチコピーです。
応援したい気持ちはみんな同じ。
自宅でテレビやラジオ、インターネットを通じての応援も選手に伝わります!
ちなみに、地上波では日本テレビで生中継。
ラジオではNHKラジオ第1、文化放送等で生中継される他、Tverにてインターネット配信が行われるかと思います。
無料で見られるので、ぜひTverも活用してくださいね!
また、2022年の箱根駅伝もスタート地点でのイベントはありません。 会場でのプログラムの販売もありませんので、プログラムがほしい方は陸上競技社のWEBサイトの通信販売をご利用ください。
その他、1月2日の芦ノ湖、1月3日の大手町での号外配布も無しとなりますのでご注意ください。
自宅で選手を応援して、テレビに向かってみんなで一緒に熱い声援を送りましょう!
箱根駅伝2022(第98回)開催日と概要
毎年お正月の目玉行事にもなっている「箱根駅伝」。
正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。
第98回となる箱根駅伝2022は、2022年1月2日(日)~3日(月)に開催されます。
箱根駅伝2022の往復路コースは以下の通りです。
【往路】2022年1月2日 8:00にスタート 大手町読売新聞社前→鶴見→戸塚→平塚→小田原→箱根町芦ノ湖駐車場入口(往路ゴール) 【復路】2022年1月3日 8:00にスタート 箱根町芦ノ湖駐車場入口→小田原→平塚→戸塚→鶴見→大手町読売新聞社前(復路ゴール) |
スタート/ゴールは、ともに大手町で同じ場所です。
ただし、往路スタートは読売新聞社本社の北側(KDDIビルがある方)となっていますが、復路のゴールは南側(大手町ビルヂングがある方)の道路になります。
箱根駅伝2022(第98回)の出場校
箱根駅伝2022で出場するのは全部で20校+1チームです。
・前年度(2021年)10位以内に入ったシード大学10校 ・2021年10月に行われた予選会を通過した10校 ・関東学生連合チーム |
出場校は以下のようになっています。
シード校 | |
---|---|
56年連続56回目 | 駒澤大学 |
3年連続5回目 | 創価大学 |
20年連続80回目 | 東洋大学 |
14年連続27回目 | 青山学院大学 |
9年連続49回目 | 東海大学 |
46年連続91回目 | 早稲田大学 |
11年連続63回目 | 順天堂大学 |
15年連続23回目 | 帝京大学 |
6年連続15回目 | 國學院大學 |
5年連続6回目 | 東京国際大学 |
予選突破校 | |
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4年連続63回目 | 明治大学 |
5年連続95回目 | 中央大学 |
74年連続74回目 | 日本体育大学 |
2年連続35回目 | 山梨学院大学 |
12年連続53回目 | 神奈川大学 |
7年連続82回目 | 法政大学 |
2年ぶり22回目 | 中央学院大学 |
初出場 | 駿河台大学 |
2年連続70回目 | 専修大学 |
6年連続50回目 | 国士舘大学 |
オープン | |
---|---|
関東学生連合チーム |
関東学生連合チームは、予選会に出場し本大会への出場権を得られなかった大学の中から選抜されるチームです。
各大学からは優秀な選手が1人ずつ選出されます。
ただし、留学生や予選会に出場していない選手は除外となります。
関東学生連合チームはオープン参加という扱いになり、順位はつきません。
箱根駅伝2022(第98回)交通規制のある道路は?
東京から神奈川に渡ってコースが設定されている箱根駅伝。
どうしても外出しなくてはいけない、帰省しなくてはいけないという方のために、交通規制情報も記載しておきます。
※選手を応援したい!という気持ちはみんな同じです。
しかし、密を避けるために、スタート地点、フィニッシュ地点、各中継所等の沿道での観戦、応援は控えていただきますよう、よろしくお願いしますm(_ _)m
東京の交通規制 | |
---|---|
規制区間 | 規制時間 |
1月2日 | |
国道1号、15号など | 7:50~9:00 |
1月3日 | |
国道1号、15号など | 12:20~14:00 |
神奈川の交通規制 | |
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規制区間 | 規制時間 |
※両日、小田原中継所の最寄り駅「風祭駅」周辺の規制と迂回通行を実施 | |
1月2日 | |
【一般】国道15号・下り (六郷橋~青木通り) | 8:50~9:40頃まで |
【一般】国道1号・下り (青木通り~保土ケ谷橋~平戸~不動坂~東俣野) | 9:10~10:40頃まで |
【一般】県道戸塚茅ヶ崎・下り (東俣野~藤沢橋~浜須賀) | 10:00~11:00頃まで |
【一般】国道134号・下り (浜須賀~高浜台~唐ヶ原~大磯駅入口) | 10:20~11:35頃まで |
【一般】国道1号・下り (大磯駅入口~親木橋~早川口~宮ノ下~芦ノ湖駐車場入口) | 10:55~14:00頃まで |
【有料】小田原厚木道路 箱根口インター | 11:00~12:45頃まで |
【有料】西湘バイパス 大磯東、大磯西、西湘二宮 橘、国府津、酒匂、小田原 早川及び箱根口インター | 10:45~12:45頃まで |
1月3日 | |
【一般】国道1号・上り (芦ノ湖駐車場入口~宮ノ下~早川口~親木橋~大磯駅入口) | 7:40~10:20頃まで |
【一般】国道134号・上り (大磯駅入口~唐ヶ原~高浜台~浜須賀) | 9:40~10:50頃まで |
【一般】県道戸塚茅ヶ崎・上り (浜須賀~藤沢橋~東俣野) | 10:00~11:25頃まで |
【一般】国道1号・上り (東俣野~不動坂~平戸~保土ケ谷橋~青木通り) | 10:30~12:50頃まで |
【一般】国道15号・上り (青木通り~六郷橋) | 11:30~12:50頃まで |
【有料】小田原厚木道路 箱根口インター | 8:40~9:25頃まで |
【有料】西湘バイパス 箱根口、早川、小田原、酒匂 国府津、橘、西湘二宮 大磯西及び大磯東インター | 8:40~10:30頃まで |
【有料】新湘南バイパス 茅ヶ崎海岸 | 9:50~10:50頃まで |
箱根駅伝2022の往路コースと交通規制・通過予定時間(1区~5区)
箱根駅伝2022の往路コース(1区~5区:107.5km)です。
地図は以下からグーグルマップで見られます。
以下で、周辺道路の交通規制・通過予定時間も一緒にまとめてみましたので、観戦の際にお役立てください。
※いつもであれば、選手を近くで応援したいということで、会場付近の沿道で観戦に行く方もたくさんいると思います。
しかし、今回は会場付近での観戦、応援は控えて、自宅でテレビやインターネットを通じて応援していきましょう!
※リアルタイムで観戦できない!という方のために、各区間の見どころ、通過した際の注目ポイントをまとめています。
1区(大手町~鶴見中継所):21.4km
箱根駅伝のスタートとなる1区(21.4km)。
比較的平坦な区間ですが、新八ツ山橋の上り坂、六郷橋の下り坂があります。
優勝を狙っているチームは、六郷橋からスパートをかけることが多いようです。
各校のスピードランナーや準エース級ランナーが多く走る1区。
レースの流れを左右する大切な区間です!
序盤を飛ばして逃げ切りを狙う大学が出てくるか、坂道の上り下りでの駆け引きをする選手たちなど、各校の動向が見どころです!
1区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
【スタート】 東京・大手町 読売新聞東京本社ビル前 | 8:00頃 | 7:50~8:05頃まで |
田町周辺 | 8:10頃 | 8:10~8:20頃まで |
品川駅前 | 8:22頃 | 8:15~8:25頃まで |
六郷橋周辺 | 8:50頃 | 8:50~9:00頃まで |
鶴見中継所 (鶴見警察署 市場交番前) | 9:03頃 ■2017トップ通過 9:03:56 東洋大学 ■2018トップ通過 9:02:16 東洋大学 ■2019トップ通過 9:02:35 東洋大学 ■2020トップ通過 9:01:13 創価大学 ■2021トップ通過 9:03:00 法政大学 ■2022トップ通過 9:00:40 中央大学 ※吉居大和選手、1:00:40で区間新記録を達成、区間賞を獲得! | 8:40~9:20頃まで |
最初の方はスローペースではありましたが、駿河台大学を先頭に走っていました。
しかし、1キロ手前から中央大学が動き出します。
区間新記録のペースを維持したままトップを守る吉居選手は、どんどん差を広げていきました。
そのままトップでタスキを渡した中央大学!21年ぶりです!!
さらに、吉居大和選手が区間新記録を達成、区間賞を獲得しました!
2区(鶴見中継所~戸塚中継所):23.1km
箱根駅伝の「花の2区」と呼ばれる2区(23.1km)。
各校のエース級ランナーが揃う、平地区間では最長区間となっています。
※全区間中最長なのは5区
1区のスピードランナーは鶴見中継所にそれぞれ僅差で入ってきます。
2区はそこから流れを掴むための大事な区間なのです。
長い上り坂の「権太坂」があり、エース選手にとっても難所となっています。
5区に続き長い区間となるため、「ごぼう抜き」「ブレーキ」が起こることもあります。
平坦な道を終えて権田坂を越え、その後急勾配が続く残り3Kmの「戸塚の壁」をどう攻略してくるかが見どころです。
2区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
鶴見中継所 (鶴見警察署 市場交番前) | 9:03頃 | 8:40~9:20頃まで |
横浜駅東口周辺 | 9:29頃 | 9:00~9:40頃まで |
保土谷駅信号周辺 | 9:38頃 | 9:10~9:50頃まで |
権太坂上信号周辺 | 9:46頃 | 9:40~10:25頃まで |
戸塚中継所 (古谷商事前) | 10:11頃 ■2017トップ通過 10:11:18 神奈川大学 ■2018トップ通過 10:09:34 東洋大学 ■2019トップ通過 10:10:06 国士舘大学 ※46年ぶりの1位! ■2020トップ通過 10:08:34 青山学院大学 ■2021トップ通過 10:09:34 東京国際大学 ※ヴィンセント選手 1:05:49で区間新記録を達成、区間賞を獲得! ■2022トップ通過 10:07:32 駒澤大学 | 9:50~10:30頃まで |
トップでタスキリレーをした中央大学、7kmを過ぎたところで駒澤大学に抜かれてしまいました・・・。
駒澤大学の田澤選手が強すぎます!!
青山学院もスタート地点では5位でしたが、2位まで追い上げるという快調っぷりを魅せてくれました!
そして、トップでタスキリレーをしたのは駒澤大学!!
区間新記録は出せなかったものの、東京国際大の伊藤選手を上回る日本人歴代2位、区間歴代4位の素晴らしい結果を残しました。
さらに、38年前(1984年)の大八木監督以来の2区区間賞を獲得です!
3区(戸塚中継所~平塚中継所):21.4km
かつてはつなぎの区間でしたが、今や各校の実力者が多く走る3区(21.4km)。
遊行寺坂を下っていき、湘南海岸の平坦な道に出るまでのペース配分が重要なカギとなります。
また天候によっては海風が強く、走りに影響を及ぼすこともある区間です。
2区に続き有力選手が多くなる3区では、ごぼう抜きもあり得ます。
2区のペースを引き継げるか、2区でつまずいてしまった場合は巻き返せるかが見どころとなります。
3区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
戸塚中継所 (古谷商事前) | 10:11頃 | 9:50~10:30頃まで |
藤沢橋交差点 | 10:31頃 | 10:00~10:40頃まで |
浜須賀歩道橋周辺 | 10:49頃 | 10:20~11:00頃まで |
湘南大橋出口周辺 | 11:03頃 | 10:30~11:15頃まで |
平塚中継所 (唐ヶ原交差点前) | 11:17頃 ■2017トップ通過 11:14:59 青山学院大学 ■2018トップ通過 11:11:51 東洋大学 ■2019トップ通過 11:12:37 青山学院大学 ※森田歩希選手 1:01:27で区間新記録を達成、区間賞を獲得!! ■2020トップ通過 11:08:45 東京国際大学 ※ヴィンセント選手 59:25で区間新記録を達成、区間賞を獲得! ■2021トップ通過 11:12:40 東海大学 ■2022トップ通過 11:09:34 青山学院大学 | 10:45~11:30頃まで |
4位でタスキを受けた東京国際大の丹所選手、3.7kmを過ぎたところで2位まで上がってきました。すごい追い上げです!
3区日本人歴代最速タイムを持つ帝京大の遠藤選手も飛ばしており、3kmの入りが8:13区間記録を上回るペースでしたね。
1区では5位だった青山学院は、18kmをすぎたところで1年生の太田選手が1位まで追い上げました! そして、1年生歴代最速タイム1:01:01を叩き出し、3年ぶりのトップでタスキリレーをつなぎました!
さらに、東京国際の丹所選手は1:00:56で日本人最高を更新、区間賞を獲得!
めちゃくちゃアツい3区・・・!!
また、帝京大学の遠藤選手は4年連続3区を走り、3位でタスキをつなぎました。
遠藤選手、本当にお疲れさまでした!!
4区(平塚中継所~小田原中継所):20.9km
今まで区間の中で唯一20Kmを切る区間となる4区でしたが、2017年にもとの距離に戻りました。
18.5kmから20.9kmへと長くなります。
2006年に距離が短くなってからは、中距離出身選手やチームの1年生が走ることも多くなっていました。
しかし、距離がもとに戻ったことで、選手選びが鍵を握りそうです。
4区には橋が10橋あり、平塚中継所~国府津駅の間にはアップダウンがこまめにあります。
しかしながら区間の中では走りやすいコースと言われる4区。
4区では3区から引き継いだペースを維持できるかが見どころになると思います。
次の5区は山上りなので、どうつなげるかもポイントになりますね。
4区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
平塚中継所 (唐ヶ原交差点前) | 11:17頃 | 10:45~11:30頃まで |
大磯駅入口 | 11:21頃 | 10:55~11:35頃まで |
国府津駅前 | 11:52頃 | 11:00~12:30頃まで 西湘バイパスに交通規制あり |
小田原中継所 (鈴廣かまぼこの里前) | 12:20頃 ■2017トップ通過 12:18:42 青山学院大学 ■2018トップ通過 12:14:13 東洋大学 ■2019トップ通過 12:13:39 東洋大学 ※相澤晃選手 1:00:54で区間新記録を達成、区間賞獲得! ■2020トップ通過 12:10:36 青山学院大学 ※吉田祐也選手 1:00:30で区間新記録を達成、区間賞獲得! ■2021トップ通過 12:16:03 創価大学 ■2022トップ通過 12:11:20 青山学院大学 | 11:00~12:45頃まで |
1区は15位と遅れ気味だった創価大学、4区の嶋津選手がどんどん追い上げ、8km手前で8位まで順位を上げてきました。
2021年の箱根駅伝で初めて1位通過を達成しただけでなく、2020年には10区で区間新記録を達成&区間賞を獲得していた嶋津選手が今年も魅せています!
18kmを過ぎたところで7人抜きをし、4位まで上げるという勢いが止まらずそのまま5区へつなぎ、区間賞を獲得!
青山学院大学は、3区からのトップをキープしたまま5区へタスキをつなぎました。
2位の東京国際を1:37も引き離しています・・・!!
5区(小田原中継所~箱根・芦ノ湖):20.8km
2017年よりやや短くなり、5区(20.8km)は区間最長でなくなりました。
本区間の選手の負担を減らすためですね。
しかし、過酷な「山上り」区間であることは変わりませません。
標高差864mを上る過酷なコースのため、山上りに特化した選手が走ることが多くなります。
ポイントとなるのは小田原中継所を出発して「箱根湯本駅」からの上り坂。
箱根湯本駅以前のコースは比較的平坦のため、本格的な上り坂が始まってからどう走るかが重要になります。
また、重要なのが山上りだけでなく残り4Kmあたりからの「山下り」です。
上る時とは違う筋肉を使うため、どう乗り切るかもカギになってきます。
箱根駅伝往路の区間の中でも最も重要な区間とされ、5区を制した大学は往路優勝確率がかなり上がります。
選手個人の能力、走り、そして大逆転劇など見どころは満載です。
5区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
小田原中継所 (鈴廣かまぼこの里前) | 12:22頃 | 11:00~12:45頃まで |
箱根湯本駅前 | 12:28頃 | 大型車両などの交通規制あり |
箱根小桶園前 | 13:00頃 | 大型車両などの交通規制あり |
芦ノ湖ゴール | 13:30頃 ■2017トップ通過 13:33:45 青山学院大学 ■2018トップ通過 13:28:29 東洋大学 ■2019トップ通過 13:26:31 東洋大学 往路新記録達成、往路優勝2連覇達成! ■2020トップ通過 13:21:16 青山学院大学 飯田貴之選手、1:10:40で区間新記録! 5:21:17で往路新記録達成! ■2021トップ通過 13:28:08 創価大学 ■2022トップ通過 13:22:06 青山学院 | 12:30~14:00頃まで |
2022年の往路優勝は、2年ぶり5回目となる青山学院大学が勝ち取りました!
フレッシュグリーン強い!!
3区からのトップキープは本当に圧巻でした。
初の箱根駅伝、初の5区を走り抜けた1年生の若林選手、惜しくも区間新記録は逃したものの歴代3位、とてもよく頑張ってくれました!
2位は帝京大学!
1区は8位だったものの、2区から着々と順位を上げていきました。
2位は過去最高順位となり、区間賞を獲得!!
3位の駒澤大学大学は、2区で1位通過したものの、3区で苦しい展開に・・・。
しかし、5区で見事追い上げました!
東海大学は17位で受け取ったタスキを10位まで上げるという快挙!
2022年の往路は、どの選手も良いペースで走っていましたね!
往路を走った選手の皆様、お疲れさまでしたm(_ _)m
箱根駅伝2022の復路コースと交通規制・通過予定時間(6区~10区)
箱根駅伝2022復路のコース(6区~10区:109.6km)です
コースの地図は以下のリンクで見られます。
■箱根駅伝2022復路コースの地図(グーグルマップ)はこちら
以下で、周辺道路の交通規制情報、選手たちの通過予定時間もあわせて紹介します。
※いつもであれば、選手を近くで応援したいということで、会場付近の沿道で観戦に行く方もたくさんいると思います。
しかし、今回は会場付近での観戦、応援は控えて、自宅でテレビやインターネットを通じて応援していきましょう!
※リアルタイムで観戦できない!という方のために、各区間の見どころ、通過した際の注目ポイントをまとめています。
6区(箱根・芦ノ湖~小田原中継所):20.8km
5区とは反対に「山下り」の区間となる6区(20.8km)。
朝出発で寒い上に下り坂。
時速25Kmほどの速度でカーブをこまめに回らなくてはならず、膝に負担がかかります。
最初の4Kmの上り坂を越えたら下りの勝負開始です!
ここでの膝の負担もそうですが、本当に手強いのは残り3Kmから。
下りが終わり平坦な道に戻ると、まるで上り坂のように苦しく感じるのだそうです・・・。
見どころはやはり下りから平坦な道になってからの約3Km!
ペース配分、スタミナ、脚力が試される区間ですね。
ちなみに、復路の小田原中継所は往路とは少し離れたところになります。
復路の中継所は「風祭駅前」です。
6区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
芦ノ湖スタート (駐車場入り口) | 8:00頃 | 7:40~8:20頃まで |
箱根小桶園前 | 8:28頃 | 国道1号上りに交通規制有 |
箱根湯本駅前 | 8:50頃 | 国道1号上りに交通規制有 |
小田原中継所 (風祭駅前) | 9:00頃 ■2017トップ通過 8:58:48 青山学院大学 ■2018トップ通過 8:58:39 青山学院大学 ■2019トップ通過 8:58:13 東洋大学 ■2020トップ通過 8:58:18 青山学院大学 ■2021トップ通過 8:58:49 創価大学 ■2022トップ通過 8:59:03 青山学院大学 | 8:40~9:25頃まで |
1位で通過したのは、青山学院大学。
途中で少々苦しい場面もありましたが、無事トップをキープしてタスキをつなぎました!
駒澤大学は、ラストスパートで順天堂大学を振り切り、2位でタスキをつなぎました!
順天堂大学は5位スタートだったものの3位まで浮上、牧瀬選手が圧倒的な走りを魅せてくれ、区間賞を獲得しました!
7区(小田原中継所~平塚中継所):21.3km
10区間中最も走りやすい区間と言われる7区(21.3km)。
実力の高くない選手が起用されることもありますが、優勝候補大学はここで力のある選手を投入してきます。
序盤の山から吹き下ろす風、海沿いになると海風も選手の走りに影響します。
さらに9時頃から7区の選手が走り出し、平塚へ近づくにつれて気温も上昇していきます(晴れの場合)
体感温度に差がある区間をどうコントロールして走るかが、見どころになりますね。
選手同士だけでなく、自然との戦いでもある区間です。
7区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
小田原中継所 (風祭駅前) | 9:00頃 | 8:40~9:25頃まで |
国府津駅前 | 9:27頃 | 西湘バイパスに交通規制あり |
大磯駅入口 | 9:58頃 | 9:40~10:20頃まで |
平塚中継所 (高村不動産前) | 10:05頃 ■2017トップ通過 10:04:28 青山学院大学 ■2018トップ通過 10:00:55 青山学院大学 ■2019トップ通過 10:01:57 東洋大学 ■2020トップ通過 10:01:41 青山学院大学 ■2021トップ通過 10:02:01 創価大学 ■2022トップ通過 10:01:42 青山学院大学 | 9:40~10:30頃まで |
トップで通過したのは、勢いが止まらないフレッシュグリーンの青山学院大学!
2021年は大怪我で出場できなかった岸本選手が、歴代5位の高タイムで区間賞を獲得!
素晴らしい走りを魅せてくれました。
そして、2位の駒澤大学と3位の順天堂大学の2位争いは激アツでした。
差が広がったり縮まったり、抜いたり抜かれたり、両校の選手が譲らない感じがドキドキしましたね・・・!
8区(平塚中継所~戸塚中継所):21.4km
シード争い、優勝争いが見えてくるのがこの8区(21.4km)からです。
前半の藤沢までを走り終え、残り6Kmから始まる「遊行寺坂」攻略のため、力のあるランナーを投入してくる大学が多いです。
前半は海風の影響をどうクリアするかがカギ。
そして後半の上り坂「遊行寺坂」を上るだけのスタミナもポイントになります。
晴れた場合、後ろからの直射日光も体力を削る要因に・・・・。
8区は当日のエントリー変更が多い区間です。
レースも終盤に入り、各大学がどう動いてくるかが見どころになりますね!
8区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
平塚中継所 (高村不動産前) | 10:05頃 | 9:40~10:30頃まで |
湘南大橋出口周辺 | 10:15頃 | 9:50~10:40頃まで |
浜須賀歩道橋周辺 | 10:32頃 | 10:00~10:50頃まで |
藤沢橋交差点 | 10:54頃 | 10:30~11:25頃まで |
戸塚中継所 (ウエインズ戸塚前) | 11:14頃 ■2017トップ通過 11:08:49 青山学院大学 ■2018トップ通過 11:05:38 青山学院大学 ■2019トップ通過 11:05:50 東海大学 ※小松陽平選手 1:03:50で区間新記録を達成、区間賞獲得! 22年ぶりに区間記録更新! ■2020トップ通過 11:06:06 青山学院大学 ■2021トップ通過 11:07:11 創価大学 ■2022トップ通過 11:06:31 青山学院大学 | 10:50~11:30頃まで |
1位で通過したのは、引き続き青山学院大学!
佐藤選手は途中で何度か左おしり付近を叩く姿が見られましたね・・・。
しかし、残り1km付近で笑顔を見せながら走り抜き、タスキをつなぎました!
順天堂大学は12kmを過ぎたところで、駒澤大学を引き離し2位争いから一歩リード!
津田選手は区間新記録には惜しくも届きませんでしたが、区間賞を獲得、とても素晴らしい走りでした!!
8区から7位でタスキを受け取った中央大学、中澤選手がどんどん追い上げ、3位でタスキをつなぎました!
2位でタスキを受け取った駒澤大学は、6位まで落ちてしまいましたね・・・。
怪我あけということもあって、ちょっと苦しかったのかもしれません・・・。
9区(戸塚中継所~鶴見中継所):23.1km
花の2区の復路となる9区(23.1km)。
2区と同じく各校のエース級選手が走る、復路最長区間です。
戸塚中継所からの3Kmは下り坂。
また、序盤はアップダウンが続くコースです。
ここでペース配分をして力を温存するか、勝負をしかけてハイペースで行くのか・・・。
後半7Km以降には「権太坂」もあります。
勝負に出るタイミングが見どころの区間です!
9区ではたすきがつなげられず、無念の繰り上げスタートとなる大学もいくつか出てきます。
反対に大逆転をする大学もあるなど、ドラマが起こる区間なのです。
9区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
戸塚中継所 (ウエインズ戸塚前) | 11:14頃 | 10:50~11:30頃まで |
権太坂上信号周辺 | 11:39頃 | 11:00~11:40頃まで |
保土谷駅信号周辺 | 11:49頃 | 11:20~12:15頃まで |
横浜駅東口周辺 | 11:59頃 | 11:30~12:20頃まで |
鶴見中継所 (鶴見警察署 市場交番前) | 12:24頃 ■2017トップ通過 12:18:44 青山学院大学 ■2018トップ通過 12:17:29 青山学院大学 ■2019トップ通過 12:15:26 東海大学 ■2020トップ通過 12:14:19 青山学院大学 ■2021トップ通過 12:15:25 創価大学 ■2022トップ通過 12:13:46 青山学院大学 ※中村唯翔選手 1:07:15で区間新記録を達成 | 11:55~12:40頃まで |
1位で通過したのは青山学院大学!
圧倒的な差を広げたまま、区間新記録達成、区間賞を獲得しました!
50秒近くも更新したのは、3年生の中村唯翔選手です。
青山学院大学は、学校が持つ記録の更新も狙っています!
中村選手の頑張りにより、あと17秒ほどで更新できるので、10区も見逃せません!
2位の順天堂大学は、3位の中央大学との2位争いがアツかったですね!
かなり距離を縮められてしまったものの、1分ほどの差をつけて2位でタスキをつなぎました。
そして、中央大学は3位で受け取ったタスキをそのままキープして繋げられました!
初出場校の駿河台大学は、無事タスキリレーができました!
第85回の上武大学以来、史上4校目となります。
10区(鶴見中継所~大手町):23.0km
いよいよラストスパートとなる最終区間、10区(23.0km)。
たすきをゴールに届けるのは各校準エース級の力のある選手です。
ここでいかに実力のある選手を出せるか、選手層の厚さもポイントになります。
序盤、六郷橋から新八ツ山橋周辺のアップダウンを越えたら、残りはほぼ平坦なコース。
しかしながら、たまに吹くビル風や観客からのプレッシャーなどが選手に影響を与えます。
この区間でブレーキがかかりシード権を逃してしまう大学も・・・。
優勝争い、シード権争いの最終局面!
プレッシャーに打ち勝ちゴールにたすきを届ける大学はどこなのか、最大の見どころです!
2020年の箱根駅伝1位は、10:45:23と大会新記録を出し、青山学院大学が総合優勝!
さらに、3:02差で2位ゴールをした東海大学。
10:48:25とこちらも大会新記録を出し、復路優勝を獲得しました!
たくさんの区間新記録なども出た2020年でしたが、2021年も要注目です!!
10区コース | 通過予定時間 | 交通規制時間 |
---|---|---|
鶴見中継所 (鶴見警察署 市場交番前) | 12:24頃 | 11:55~12:40頃まで |
六郷橋周辺 | 12:37頃 | 12:15~12:50頃まで |
品川駅前 | 13:06頃 | 12:55~13:40頃まで |
田町周辺 | 13:18頃 | 13:00~13:45頃まで |
【ゴール】 東京・大手町 読売新聞東京本社ビル前 | 13:30頃 ■2017トップゴール 13:30:25 青山学院大学 ■2018トップゴール 13:29:07 青山学院大学 ■2019トップゴール 13:25:38 東海大学 ※大会新記録&初優勝!! ■2020トップゴール 13:24:07 青山学院大学 ※10:45:23で大会新記録 ■2021トップゴール 13:27:56 駒沢大学 ■2022トップゴール 13:21:36 青山学院大学 ※「大会新記録:10時間43分42秒」「区間新記録:1:07:50」「復路新記録:5:21:36」を達成、区間賞を獲得! | 13:15~14:00頃まで |
復路はトップをキープし続けた青山学院大学、2年ぶりの6回目の総合優勝!!
なんと「大会新記録:10時間43分42秒」「区間新記録:1:07:50」「復路新記録:5:21:36」を叩き出しました!!
すごすぎます、青山学院大学!!
青山学院大学はこれで全ての記録を保持したことになります。
総合記録:10:43:42(2022年)
往路記録:5:21:16(2020年)
復路記録:5:21:36(2022年)
2位の順天堂大学は、序盤はかなり苦しかったものの、4区でどんどんあがってきましたね。
18位から2位まで上がってくるとは・・・!すごいです!!
3位は駒澤大学!
17km付近で駒澤大学が中央大学を抜いたと思いきや、中央大学が駒澤大学をさらに抜き返しました。
さらに、18km手前で駒澤大学がまた抜きいっきに差を広げるという、とんでもない3位争いがありましたね!
ゴール手前では、東洋大学と3位争いをし、見事勝ち取りました!
4位の東洋大学は、12位~9位付近をいったりきたりしていたものの、10区で逆転!
見事4位でゴールしました!
シード権争いをしていた東海大学と法政大学。
残り1kmのところで法政大学がリード、10位でゴールし、見事シード権を獲得しました!
選手の皆様、本当にお疲れさまでしたm(_ _)m
まとめ
以上、箱根駅伝2022のコース紹介、交通規制や通過予定時間まとめでした。
1区から10区、書いてみるとどこも見逃せない区間ばかりでした。
順位を予想しながら応援していくと楽しいですよ。
駅伝は日本独自のスポーツであり、これによりマラソンランナーが育たなくなっているとかいろいろ言われています。
しかし、それでも箱根駅伝はお正月の風物詩です。
毎回熱戦が繰り広げられ、選手たちから勇気をもらって今年も1年頑張るぞ!となります。
テレビ観戦もよいのですが、現地観戦も熱くなると思いますので、ぜひ一緒に応援しましょう!!
有難うございました。
お陰様で無事、息子と箱根駅伝初観戦できました!
今年の往路はすごかったですね!
終始ドキドキして見ていました。
怪我もなく観戦できたようで良かったです^^
解説と速報、ありがとうございました
匿名さん
今年の箱根駅伝は、区間新記録がたくさん出ましたね。
どの選手も本当に頑張っていて、多くの感動をもらいました。
1区2区・9区10区のコース紹介の表の
鶴見中継所
(鶴見市交番前)
とありますが鶴見市はありません。横浜市鶴見区です。
京浜急行線の鶴見市場駅(つるみいちば)そばの交番は市場交番で、中継所はそこの前になります。
なので 鶴見市場交番前または市場交番前ではないでしょうか?
記事としては参考になりましたので、来年も作成してほしいです^^♪
匿名さん
間違いのご指摘助かりますm(_ _)m
修正しました!
参考になったならうれしいことですので、来年も作りますね!
とっても役にたちました。
時間の目安が、ハッキリわかったので、増上寺で待ちました。
初めて生で見ましたが選手の一生懸命に走る姿に胸が熱くなりました。
ありがとうございました。
権田坂 ではなく 権太坂ですよ。
匿名さん
本当ですね・・・
間違って申し訳ないです!
修正しましたm(_ _)m
いえいえ こちらこそ 通過時間大変参考に なり 助かりました!華の2区 応援に行きました。