ウガンダ(+256)から電話がかかってきた理由は？かけ直すとどうなる？

2024年1月20日頃より、ウガンダ電話がかかってきた、着信があったという声が多く上がっています。
聞き慣れない地域の電話なだけに、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

なぜウガンダから電話がかかってくるのでしょうか？
かけ直したほうがいいのでしょうか？
かけ直すとどうなるのかも気になりますよね。

そもそも、ウガンダとはどこにある地域なのでしょうか？

本記事では、ウガンダから電話がかかってきた理由、かけ直すとどうなるのかをまとめています。

ウガンダから着信・電話がかかってくる報告が多数

2024年1月20日頃より、ウガンダから電話がかかってきた、着信があったという声が増えています。
そもそもウガンダってどこ？と思った方も多いのではないでしょうか。

ウガンダは、アフリカ大陸の東側にあります。

サンピエール島は右下、ミクロン島は左上になります。
2つの島となっており、中心となっているのはサンピエール島です。

2021年時点で約4585万人の人口がいる地域。
難民に対して移動や就業の自由、教育、医療サービスを提供する政策をとっているため「難民に寛容な国」として有名です。

そんなウガンダからの着信、なぜ急にかかってくるようになったのでしょうか？

ウガンダから電話がかかってきた理由

結論から言うと、ウガンダからの電話、着信は「国際電話詐欺」「ワン切り詐欺」の可能性大です。
ウガンダに知人や友人がいないのであれば、ほぼ国際電話詐欺だと思ってください。

しかし、なぜ自分の携帯番号にかかってきたのか、不安に感じている方もいるかもしれません。
どこかで個人情報が漏れているのか？と心配になりますよね。

国際電話詐欺やワン切り詐欺というのは、基本的に電話番号を適当に入力して手当たり次第かけています。
つまり、あなたの電話番号も適当に入力したものであり、個人情報が出回っているわけではないのです。

ただし、過去にワン切り電話などにかけ直した、フィッシング詐欺に引っかかって情報を入力したことがあるという場合。
リストに載ってしまい、詐欺のカモにされている可能性もありえます。

ウガンダからの着信がワン切り詐欺に繋がる理由

ここで気になるのが、国際電話詐欺、ワン切り詐欺でどうやって詐欺ができるのか？ということ。
通話もしていないのにどうやって？と疑問に思いますよね。

まず、国際電話詐欺の特徴として「ワン切り」をすることがほとんどです。
ワン切りというのは、ワンコールほど鳴らしてすぐに切るというものです。

ワン切りされると、着信があったという履歴が残りますね。
その履歴を見てかけ直す人もいるかと思いますが、「かけ直させる」というのが手口なのです。

では、かけ直させることでどのように詐欺に繋がるのか？

国際電話は30秒数百円と非常に高額な通話料がかかります。
国内も国際もそうですが、かけ直すことでこちらに通話料が発生しますよね。

この通話料を国際通話の業者が詐欺グループへ支払うことで、利益を発生させているのです。

さらにいうと、着信自体が本当にウガンダからなのかもわかりません。
偽造をしてウガンダからの着信にみせているだけで、実は全く違う国から電話をかけている可能性も十分にありえるのです。

業者にも悪徳なところはたくさんあり、詐欺グループと手を組んでいるところも少なくないということですね・・・。

ウガンダからの電話かけ直すとどうなる？

ウガンダから電話がかかってきても、ほとんどの方が不審に思っているはずですので、わざわざかけ直す方はいないかと思います。
しかし、間違えて発信してしまった、興味本位でかけたくなったという方もいるかもしれません。

かけ直すとどうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

実際にかけ直すと、使われている電話番号であることが知られてしまいます。
今後、詐欺電話が増える可能性もありますし、電話番号を悪用される危険性もありますので、かけ直しは絶対にしないてください。

ちなみに、国際電話詐欺のほとんどが、かけ直した先で英語の音声ガイダンスが流れます。
リアルタイムではなく録音されたような音声で「お繋ぎしているのでそのままお待ち下さい」というようなニュアンスの内容になっています。
中には、音楽がただ流れているだけというケースもあります。

過去に似たものだと、テレビや新聞でも取り上げられていたアセンション島の着信。

実際にかけて検証した人もいました。
※危険なので絶対に真似しないでください。

更に追加でアセンション島に電話してみた
謎の音楽と音が悪い英語。#アセンション島　#アセンション pic.twitter.com/x5H5Mvgs3B

— とらべと (@travettt) November 21, 2019

その後、本当に人が出てくる場合もありますし、一向に出てこないこともあります。
少しでも長く通話料を発生させるために、通話を引き伸ばすことが目的なので、すぐに切らないような工夫をしているんですね。

興味本位でかけ直すようなことは絶対にしないでください。

ウガンダから電話が来た時の対処法

もしも、自分自身や知り合いの中でウガンダから電話がかかってきた！という場合。
電話に出ない、かけ直さないようにしてください。

うっかり電話に出てしまった場合、すぐに電話を切ってください。

基本的に、国際電話詐欺はかけ直しをさせることが目的です。
しかし、場合によっては電話番号から個人情報を抜き取られる可能性もありますので、絶対に関わってはいけません。

ウガンダからかかってくる電話番号の特徴

ウガンダからの電話は、1つの番号だけではありません。
いろんな番号からかかってきます。

共通しているのは、＋256から始まるということ。
それ以降の番号はいろんなパターンがあります。

スマホの機種によっては「ウガンダ」と表示されます。
表示されない場合は「＋256」からの着信は絶対に出ない、かけ直さないようにしてください。