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イオンマークのカード・イオンルネサンス持ってないのに請求が来た時の対処法

イオンクレジットサービスという名前から「いつもイオンマークのカードをご利用いただき、ありがとうございます。本メールはWeb明細(環境宣言)にご登録いただいているお客さまにお送りしております。」という身に覚えがないメールが届くようになりました。
内容を確認すると「イオンルネサンスカード」で数万円の利用があり、引き落としがあるというもの。

作った覚えもない、持っていないのになぜ請求が来るのか?
誰かが自分の名前で作ったのか?と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

イオンマークのカード・イオンルネサンスカードの請求が来る理由は?
本物なのか詐欺メール・迷惑メールだった場合の対処法は?
URLをクリックしたらどうなるのかなどを検証しましたので、参考にして下さい。

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イオンクレジットサービスから身に覚えがないメールが届く

2023年8月13日頃より、イオンクレジットサービスからメールが届くようになりました。
届いたメールの内容を確認してみると・・・。

いつもイオンマークのカードをご利用いただき、ありがとうございます。
本メールはWeb明細(環境宣言)にご登録いただいているお客さまにお送りしております。

8月のご請求額が確定いたしました。

━━━━━━━━
ご利用カード : イオンルネサンスカード
ご請求額 : 11092円
お支払日 :2023年8月21日(月)
━━━━━━━━

請求金額が書いてあり、お支払日はメールが届いた当日になっています。
今回、8月21日付けの画像及びメールを記載していますが、8月13日にも同じような内容が届きました。

内容は似ているものの、金額が変わっていたんです。
そもそも、8月13日に支払日指定があったにも関わらず、8月21日に金額が変わって届くのは変な話ですよね・・・。

イオンマークのカード・イオンルネサンスメールが詐欺か検証

今回、2度に渡ってイオンクレジットサービスからメールが来ています。
私自身、イオンマークのカード・イオンルネサンスカードを持っていません!

そのため、このような請求メールが来ること自体 怪しいのです・・・。
しかし、請求金額が書いてある以上、もしかすると誰かが名前を使って悪用しているのではないか?
知らないところでイオンルネサンスカードを作った人がいるのではないか?ということも考えました。

そこで、イオンマークのカード・イオンルネサンスの請求メールが本物なのか詐欺なのかを検証していきます。

※興味本位で検証するのは非常に危険です。
今回は、安全管理をした上で行っていますので真似しないようにしてください。

検証1:届いたメールの差出人を確認

まずは、届いたメールを確認してみましょう。
メールが届くということは、必ず送信元が表示されるはずです。

名前は「イオンクレジットサービス株式会社」となっており、実際にある企業名です。
メールアドレスを見てみると、適当に作ったような英数字が入っており、ドメインにも「kanagawa」というようなイオンクレジットサービスとは到底関係のなさそうなものが入っていました。

この時点で、イオンクレジットサービスの公式メールではないことがわかります。

検証2:イオンルネサンスは本当にあるのか調査

そもそも、イオンルネサンスカードというものが存在しているのか?が気になりますよね。
結論から言うと「カード自体は存在している」ものになります。

このカードは、「スポーツクラブ ルネサンス」への入会時に申し込むカード。
イオンのクレジットカードの1つであり、通常のクレジットカードと同じように使うことができます。

ただし、スポーツクラブに入会している方が申し込みできるカードですので、そもそもスポーツクラブルネサンスの会員でないのに届くのはおかしな話です・・・。

検証3:メールに記載のURLを開いてみる

メールアドレスが不自然、申し込みした覚えのないルネサンスカードの請求。
色々と矛盾が生じていますが、もう1つ確認したいのが「URLを開いたらどうなるのか?」ということです。

記載されているURLは「https://www.aeon.co.jp/service/revo/」でした。
URL自体は、イオンクレジットサービスの公式URLと同じなんです。

実際にクリックしても、イオンクレジットサービスの公式ホームページが開きました。
ここでまさかの本物のホームページが出てくるとは思いませんでした。

これでは、100%詐欺と決めつけることができなくなりました。

イオンマークのカード・イオンルネサンスメールが本物か問い合わせてみた

かなり怪しい点が多いものの、URLが本物という点が気になります。
そこで、イオンクレジットサービスに実際に問い合わせをしてみました。

今回、問い合わせた際にカードを持っていないのに請求が来た、情報があるのかどうかを聞いてみました。

結論として、8月13日及び8月21日にメールはしていないということ。
さらに、私自身の個人情報での登録は確認できない、カードの所持を確認できないということがわかりました。

このことから、カードを勝手に作成されたわけではないということもわかりました。
もしも情報があったのであれば、個人情報悪用もあり得ましたがそういうわけではなさそうです。

イオンマークのカード・イオンルネサンスメールは詐欺

検証の結果、問い合わせの結果、イオンマークのカード・イオンルネサンスメールは詐欺とわかりました。
厳密に言うと、イオンクレジットサービスの名前を使った「フィッシング詐欺」と呼ばれるものです。

フィッシング詐欺の場合、多くはリンクを踏ませることが目的です。
公式ホームページに似たデザインを表示させ、個人情報を入力させて盗ませるのが最終的な目的。
場合によっては、ウィルスなどが仕込まれている可能性もあるかもしれません。

しかし、今回の場合はURLが本物であることがわかりました。
こちらについては、私の場合は本物のURLが記載されていたものの、実際に開いたら偽物のサイトが出てくるという方もいるかもしれません。

「URLのリンク名を変えている」ため、表面上は本物に見えてしまうケースもあります。

URLを開く前に「URL部分を長押しすることで 正しいURL先が表示される」のを確認してください。
メールに書かれているURLとは違うものが表示された場合は、絶対にクリックしないようにしましょう。

イオンマークのカード・イオンルネサンスのURLを開いた時の対処法

今回、イオンクレジットサービスの名を使ったフィッシング詐欺であることがわかりました。
もしも、URLをクリックしてページを開いてしまった場合。

URLを確認して公式ホームページであれば、特に問題はないのでそのまま閉じて下さい。
公式ホームページとは違うURLだった場合は、早急にブラウザを閉じて下さい。

いずれにしても、URLを開いたらすぐに閉じることが重要です。

フィッシング詐欺というのは、URLをクリックしたあとに情報を入力した、アプリなどをインストールした場合にトラブルに繋がるケースが多いです。
つまり、リンクを開いてしまっただけであれば、個人情報を抜き取られる可能性は低いのです。

ただし、メールを開いたことにより「使用しているアドレス」ということがバレてしまった可能性はあります。
そうなると、迷惑メールが増えることもありますので、心配な方はメールアドレスの変更をしておきましょう。

イオンマークのカード・イオンルネサンスメールがなぜ届いたのか?

今回、イオンマークのカード・イオンルネサンスの請求メールがなぜ自分に届いたのか?と気になる方も多いかと思います。

電話番号を適当に入力したというのならまだしも、メールアドレスは英数字を組み込んでいる方もたくさんいます。
複雑なメールアドレスであれば、適当に入力して届くものではないですよね。

今後のためにも知っておいてほしいのですが、一度でもインターネット上でメールアドレスを入力してなにかに登録した場合は、迷惑メールが届く可能性が格段に上がるんです。
SNSであったりもそうですが、会員登録などでメールアドレスを使った時点で流出していると考えて下さい。

インターネットというのは闇の世界であり、どこで個人情報が出回っているかわかりません。
大手企業であっても実は裏でメールアドレスを回している・・・なんて恐ろしいこともあり得るのです・・・。

迷惑メール自体は無差別に送っているものではありますが、メールアドレスが流出している可能性が0ではないということです。

回避するためには、普段使うメールアドレスは身内のみに教える。
インターネット上で何かを登録する時は、専用のメールアドレスを作ることをおすすめします。

イオンマークのカード・イオンルネサンスメールで不安を感じている方へ

詐欺であることはわかったものの、それでもやはり不安・・・!という方はいると思います。
万が一、自分の名前で作られていたら・・・?と気になる方は、イオンクレジットサービスへ直接連絡をしてみて下さい。

・イオンカードコールセンターの電話番号
・電話番号:0570-071-090(ナビダイヤル・有料)
・電話番号:043-296-6200(有料)
・受付時間:9時~18時
・営業日:年中無休

オペレーターと話したい場合は、「その他のお問い合わせ:2」→「その他のお問い合わせ:8」の数字でショートカットできます。

繋がったら、「イオンルネサンスカードの請求メールが来たけど作った覚えはない」「自分の名前でカードの作成履歴があるのか調べてほしい」と伝えて下さい。
そうすることで、名前や生年月日等を聞かれ、情報を確認してくれます。

ここで情報がないと言われれば安心できますね!
万が一、カードが作られていると言われてしまったら、いつどのような経緯で作成されたのかなど、しっかりとオペレーターと話をして下さい。

解決しない場合は、警察総合相談電話「#9110」に相談してみて下さい。

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