スポンサードリンク

お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉たSMSを開いてしまった時の対処法

ショートメッセージ/SMSにて、「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」というメールが届くという声があがっています。
中には「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」というなぜか変な文字になっているものも・・・。
文字の横にゲジゲジのようなものがついており、文字化けのようになっています。

このメールが届いた人の中には、ちょうど注文した商品があるという方もいるかもしれません。
もしくは、何も注文してないけど誰かからプレゼントなどが届く可能性がある方もいるかもしれません。
そういったことも一切なく、全く身に覚えがないという方もいるかと思います。

本記事では、「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」が詐欺メールなのか?
開いてしまった、クリックしてしまった時の対処法をまとめています。

スポンサードリンク

お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉たSMSが届く

2023年4月に入り、以下のメールが届くようになりました。

「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」
「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」

厳密に言うと、このような文章のSMSは数年前から流行っています。
そのため、今に始まったことではないのですが、初めて届いたという方は不安に感じてしまいますよね。

直近で注文した商品がちょうどあるという方。
特にネットで何も注文してないのに届いたという方、いろんなケースでの報告があがっています。

お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉たSMSが文字化け?

今回届いた「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」というメール。
よく見てみると、文字の横に変な記号がついているのがわかりますでしょうか。

文字を並べてみても、下の文章には何かついているのが見えるかと思います。

「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」
「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」

届いているメールは下の文章で、拡大してみると「ゲジゲジ」「毛虫」のようなものが・・・。

これは「ユニコード」の「U+0749」「SYRIAC MUSIC」という文字です。
世界中の文字を1つの文字コード体系で扱えるように作られた、文字コードセットの規格のことをいいます。

文字化けではなく、ユニコードを用いて作られた文章なんですね。
なぜそのようなことをするのか?

今回のSMSは海外の方が作ったものだからです。
さまざまな言語が使われていた場合でも、同じ文字の形であれば同じ値でその文字を表すことができる上、プラットフォームにも依存しません。

ようは、海外の人がユニコードを使って日本語を作ったものなのでユニコード化されているということです。

お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉たSMSはフィッシング詐欺

結論から言うと、「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」は詐欺です。
厳密に言うと、宅配業者を装った「フィッシング詐欺」と呼ばれるものです。

今回は企業名や宅配業者名などの記載はなく、荷物不在の案内のみとなっています。
しかし、ネットで買い物する機会が増えた現代では、商品不在の通知が来ても「もしかして・・・」と思ってしまう方が多いのが現状です。

なぜ今回のメールが詐欺なのか、以下で証拠をまとめます。

詐欺の証拠1:携帯番号から届いている

一番最初にできるのは、差出人の確認です。
今回の場合、SMSに届いているため「携帯番号」から届いているはずです。

宅配業者の方が荷物を届ける際、「今届けてもいいか?在宅しているか?」という電話をかけてくる場合があります。
この場合、音声通話でかけてきますがSMSで不在通知を送ることはありえません。

仮に不在通知を出す場合、ハガキなどがポストに入っています。
もしくは、利用したサービス経由での通知になるので、携帯番号から不在通知が来ることはありません。

配達員も一個人であり、お客様の携帯番号に勝手にSMSを送ることは100%ありえないのです。

詐欺の証拠2:宅配業者名の記載がない

そもそも、不在通知を出す場合には「宅配業者名」が記載されているはずです。

例えば、郵便局なのかクロネコヤマトなのか佐川急便なのかなど・・・。
しかし、今回のSMSには宅配業者名が一切書かれていません。

どこの業者なのか記載がない時点で、詐欺メールというのがわかります。

※中には宅配業者名を書いているケースもあります。
あくまで今回のSMSに限りということです。

リンクを開いてしまった時の対処法

「お客様が不在の為お荷物を持ち帰りました。こちらにてご確認ください」「お݉客݉様݉が݉不݉在݉の݉為݉お݉荷݉物݉を݉持݉ち݉帰݉り݉ま݉し݉た。こ݉ち݉ら݉に݉て݉ご݉確݉認݉く݉だ݉さ݉い」というSMS信じて開いてしまった方もいるかもしれません。
もしくは、詐欺メールとわかっていても興味本位で開いてしまった方もいると思います。

リンクを開いてしまった場合、すぐにブラウザを終了してページを閉じるようにしてください。
興味本位で何度もアクセスしないようにしましょう。

リンクを開いてしまったという状態なら問題はほとんどありません。

フィッシング詐欺というのは、URLをクリックしたあとに情報を入力した、アプリなどをインストールした場合にトラブルに繋がるケースが多いです。
つまり、リンクを開いてしまっただけであれば、個人情報を抜き取られる可能性は低いのです。

しかし、100%安全とは言い切れません。
クリックしてしまった場合でも、以下でまとめている「情報を入力してしまった場合」を参考にできることはやっておくようにしてください。

ちなみに今回、AndroidとiPhoneではリンクを開いた際のページ表示が変わります。

・Androidの場合→郵便局のホームページに似たものが表示される
・iPhone→AppleIDの入力のホームページに似たものが表示される

当然ながら偽物のページです。
そもそも、iPhoneで荷物不在のメールが来たのにAppleIDの入力を求められるのはおかしいですよね。

絶対に入力せず、ブラウザを閉じるようにしてください。

情報を入力してしまった場合

リンクを開くと、「AppleID」または「荷物の問い合わせ番号」の入力を求められます。
入力して送信してしまったら、全ての情報が抜き取られたと考えてください。

万が一入力してしまった方は、「各種パスワードの変更」「メールアドレスの変更」をしましょう。

アドレスやパスワードの変更などを行う際は、あらゆる箇所のパスワードを変えておくと安心です。
特に、パスワードなどを他のサービスでも使いまわしている方は早急に変えてください。

もしもクレジットカード情報まで入力してしまった場合は、クレジットカード会社にすぐ連絡してください。
カード番号を変更してもらうことで、不正利用を防ぐことができます。

今後のための詐欺にあった時の対処法

今回は宅配業者を装ったSMSを事例にご紹介しましたが、フィッシング詐欺は様々な手法や名前を騙ってきます。
詐欺メールも巧妙な文面や言い回しをしてくるため、何となく怪しいと思いながらも騙されてしまう方もいます。

もしもフィッシング詐欺の被害にあった場合。
個人情報が抜き取られる可能性があります。

■氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの個人情報
■クレジットカード番号
■銀行口座番号
■ショッピングサイトなどのID・PWアカウント情報
■SNSのアカウント情報

場合によっては乗っ取りに合う可能性もあり、非常に危険です。
LINEなどのSNSも乗っ取りにあうかもしれません。

もし、情報を入力してしまった・・・という方は、フィッシング詐欺に関する相談窓口各種へ連絡をしてください。

フィッシング110番のホームページはこちら

IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)のホームページはこちら

フィッシング対策協議会のホームページはこちら

フィッシング詐欺はあとを絶たず、文章を変えたり差出人名を偽ったりと手口を変えてきます。
思い当たる節がないものは、メールを削除して無視してください。

もしかして・・・と何か思い当たる節がある、どうしても不安に感じた場合は、公式サービスに確認や問い合わせをしてください。
この時、間違っても届いたURLから飛ばず、ブラウザで検索し、公式サイトに直接アクセスするようにしましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ