TwitterのWeb版で柴犬のアイコンが出現した理由！かぼすちゃんって何者？

2023年4月4日、TwitterのWeb版にて左上に表示されるアイコンが突如「柴犬」に変わりました。
乗っ取られた？と心配の声もあがっていますが、犬の正体は「かぼすちゃん」と判明。

Twitterといえば、青い鳥がイメージアイコンとして定番ですよね。
なぜ急に柴犬に変わってしまったのでしょうか？
今後、アプリ版のアイコンも変わってしまうのでしょうか？

本記事では、Twitterのアイコンが柴犬に変わった理由、かぼすちゃんって何者なのかをまとめています。

Twitterのアイコンが柴犬に

2023年4月4日。
Twitterのアイコンが突然変化した！と心配する声があがりました。

Twitterといえば、青い鳥のアイコンが私たちの中で当たり前になっていました。
しかし、4月4日早朝あたりに「柴犬」のアイコンになっていたのです。

Twitterが乗っ取られた？！
自分のTwitterだけ変なの？！
Twitterのエイプリルフールなの？！といろいろな声があがっています。

そもそも、Twitterの名称の由来は鳥のさえずりを意味する「tweet」という言葉から来ています。
そのためシンボルマークは青い鳥のアイコンになっていたんですね。

Twitterのアイコンが柴犬になった理由

まず、Twitterのアイコンが柴犬になっているのは、2023年4月4日時点で「WEB版」のみでアプリ版は青い鳥のままです。
厳密に言うと、Web版の左上に表示されていたアイコンが柴犬に変わっています。

なぜ柴犬のアイコンになってしまったのか・・・？！

今回の柴犬のアイコンについては、イーロン・マスク氏がスクショでツイートしています。

As promised pic.twitter.com/Jc1TnAqxAV

— Elon Musk (@elonmusk) April 3, 2023

要約すると、「Twitterを買収して鳥のロゴをドージに変えて」と提案したユーザーが過去にいました。
そのユーザーの声を聞き入れたのか「As promised＝約束通り」とツイートしています。

どうやら、柴犬のアイコンは「ドージ」というものが関係している模様。
何の話？って思った方が大半ではないでしょうか。

Twitterのアイコンの柴犬はドージコインと関係あり

今回、Twitterのアイコンが柴犬に変わってしまいましたが、これは仮想通貨「ドージコイン」のアイコンです。
ビットコインを模して作られたもので、取引処理のスピードが速いのが特徴。

決済や投げ銭に活用されており、決済手段に導入する企業が増えています。
そのため、今後も拡大が見込まれている仮想通貨の1つです。

なぜ、ドージコインの象徴である柴犬がTwitterで出てきたのか？

イーロン・マスク氏は、ドージコインにたびたび言及していました。
ビットコインよりも優れた決済機能を提供し得るとアピールしていたこと、ユーザーからアイコンにしてほしいという要望も取り入れたのではないでしょうか。

要はドージコインをもっと知ってもらいたい！Twitterでアイコンにすれば広まるのでは？という意図があると考えています。
つまり、ドージコインを宣伝するためにTwitterを使ったということです。

現に、Twitterで柴犬のアイコンにしてからドージコインが35%以上上昇しています。
ここはかなり難しい話であり専門的な話になるので、宣伝効果はあった！ということだけ知っておいてください。

明らかに上昇しているのがわかります。
とはいえ、仮想通貨を知らない、やらない方にとっては馴染みのアイコンが変わって違和感しかないですよね・・・。

Twitterのアイコンの柴犬の名前は「かぼすちゃん」

そもそも、ドージコインと柴犬になんの関係があるのか？！
柴犬の正体は誰なのか？も気になりますね。

今回、Twitterのアイコンとなった柴犬のモデルはかぼすちゃんといいます。

殺処分される寸前だったところを引き取られた保護犬です。
飼い主が2010年にブログ「かぼすちゃんとおさんぽ。」を公開した画像がキッカケで大人気、社会現象になりました。
様々なコラ画像なども作られています。

Today is Kabosu's 17th birthday. pic.twitter.com/rdYNR0W9NZ

— かぼすママ (@kabosumama) November 1, 2022

2022年の年末には、急性の肝胆管炎と慢性リンパ性白血病の診断が出されていました。
年越しできるかと飼い主さんもブログのファンの方も心配していましたが、危機は乗り越えたようです。

実は、ドージコインのモデルになったのは飼い主さんも知らない中で進んでいた模様・・・。
他にも勝手に商品が作られるなどしていたのですが、ドージコインに関しては「いいことに使われているから嬉しいこと」と言っていました。
というのも、ドージコインはチャリティでの使われ方が目立つためです。

社会現象になった「かぼすちゃん」をドージコインのデザインに使用することで、親近感を持ってもらって利用者を増やそうとしたのではないでしょうか。
飼い主さんの知らないところで勝手に使用されるのはどうなのかな・・・とは思いますが、ドージコインに関しては結果的に良かったのかもしれません。

アプリ版も柴犬になってしまうのか・・・？

2023年4月4日時点で、柴犬のアイコンが見られるのはWEB版のみ。
アプリ版は青い鳥のままです。

ユーザーが気になるのは、アプリ版も変わってしまうのか？ということ。
私たちにとって、Twitter＝青い鳥のイメージがついてしまっているので、柴犬になってしまうのは違和感がありますよね・・・。

Twitterの由来からもはずれてしまうので、できれば変えてほしくないと思っている方が多いのではないでしょうか。
ここまで大きく変化するケースはなかなかありません。

柴犬のアイコンが一時的なものなのか、今後はこのアイコンで行くのかはわかっていません。
一部では「長いエイプリルフールか？」という声もあがっています。

もし今後も柴犬のままであれば、「Twitter」という名前すらも変わってしまう可能性がありそうですね・・・。
そうなれば、犬に関連する名前になるのでしょうか・・・？