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サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違い【赤・緑缶・味・色など】

ドロップ缶の代表と言えるサクマ式ドロップス。
実は「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」の2種類があったのをご存知でしょうか?
赤色の缶だったり緑色の缶だったり、ただのデザイン違い?と思っていた方もいるかもしれません。

そもそも、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは何があるのでしょうか?
火垂るの墓に出ていたのはどっちのドロップスなのでしょうか?

佐久間製菓廃業に伴い、販売終了となる商品は他にもあるのでしょうか?

本記事では、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違い、販売終了となるサクマ製菓の飴についてまとめています。

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サクマ式ドロップスの製造元が2023年に廃業

一度は目にしたことのあるドロップ缶。
あの「サクマ式ドロップス」で有名な「佐久間製菓」が、2023年1月を以て廃業すると発表がありました。

1908年に発売されたサクマ式ドロップス。
販売の減少や原材料価格などの上昇が理由で廃業するようです・・・。

しかし、緑缶の「サクマドロップス」は引き続き販売継続となる模様。

ニュースを見て「サクマ式ドロップス」と「サクマドロップス」って違ったの?!と驚いた方もいるかもしれません。
ただのデザイン違いだと思っていた方も多いようです。

サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違い

サクマの名前がつくドロップ缶は2種類あります。

・サクマ式ドロップス
・サクマドロップス

どちらも同じ商品だと思っていた方が多いようですが、いくつか違いがあったんです。

製造元の違い

まず、サクマ式ドロップスとサクマドロップスの違いは「製造元」です。

・サクマ式ドロップス→佐久間製菓
・サクマドロップス→サクマ製菓

もともとは「佐久間製菓」として、サクマ式ドロップスを販売・製造していました。
しかし、戦時中に一度廃業しているんです。

その後、佐久間製菓は再建しました。
さらに、1948年には佐久間製菓の社長の子息が「サクマ製菓」を立ち上げたのです。

もとを辿れば同じ佐久間なのですが、社長が違うんですね。
今回廃業するのは、漢字の「佐久間製菓」になります。

デザインの違い

サクマ式ドロップスとサクマドロップスの大きな違いは缶の色・デザインです。

・サクマ式ドロップス→赤缶
・サクマドロップス→緑缶

ただのデザイン違いだと思っていた方も多いかもしれないですね。
佐久間製菓とサクマ製菓でそれぞれ製造・販売しているという違いがあります。

今回廃業する佐久間製菓が作っているのは「赤缶のサクマ式ドロップス」です。

味の違い

大きな違いは缶の色だけではありません。
実は、サクマ式ドロップスとサクマドロップスでは入っている味も少し違うんです。

・サクマ式ドロップス→イチゴ、レモン、オレンジ、パイン、リンゴ、ハッカ、ブドウ、チョコ
・サクマドロップス→イチゴ、ハッカ、リンゴ、スモモ、レモン、メロン、オレンジ、パイン

どちらも全8種なのですが、サクマ式ドロップスは「ブドウ」「チョコ」が入っています。
サクマドロップスは「スモモ」「メロン」が入っており、2種類だけ味が違うんです。

今回廃業するのは佐久間製菓なので「ブドウ」「チョコ」がなくなることになります。

飴の見た目の違い

そしてもう1つ!
実は飴の色味も若干違っているんです。

・サクマ式ドロップス→白っぽい
・サクマドロップス→白っぽさが少ない

サクマ式ドロップスは、全体的に白っぽさがあります。
一方のサクマドロップスは、どちらかといえば透明よりなんですね。

火垂るの墓に出ていたのは「サクマ式ドロップス」

サクマ式ドロップスといえば、火垂るの墓が有名ですね。
缶にお水を入れてドロップ水を美味しそうに飲む節子がとても切ない・・・。

そんな火垂るの墓に登場するドロップは「サクマ式ドロップス」赤缶の方です。
スーパーなどに節子がデザインされたサクマ式ドロップスの缶も売られていましたが、同じ商品です。

佐久間製菓廃業により販売終了となる商品一覧

サクマ式ドロップスで有名な佐久間製菓ですが、廃業することで実は別の商品も食べられなくなる可能性があります。
販売終了となる飴商品は以下の2点。

・サクマ式ドロップス【通常】
・サクマ式ドロップス【非常・携帯用】

実は、サクマ式ドロップスには「非常・携帯用」もあるんです。

保存期間は5年、通常版とは違い「ビタミンC」が入っています。
それ以外は味などに変わりがなかったのですが、佐久間製菓が作っていたものなので今後手に入らない可能性大・・・。

ちなみに、有名な「いちごミルク」は「サクマ製菓」の商品です。

舐める飴ではなく噛む飴として、サクサクのコーティングがされたこのいちごミルク!
サクマ製菓が作っているものなので、こちらに関しては引き続き販売継続されます。

スーパーに行けば当たり前のように目に入っていたドロップ缶。
赤缶がなくなるということは「チョコ」「ブドウ」が食べられなくなるのは寂しいですね・・・。

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