Edgeのアイコンが変わった理由！左下の茶色のカバンマークの意味は？

2023年8月21日頃より、MicrosoftEdgeのアイコンが変わりました。
左下に茶色のカバンマーク(ブリーフケース)がついています。

なぜEdgeのアイコンが変わったのか？
茶色のカバンマークの意味は？
元に戻す方法はあるのでしょうか？

本記事でまとめていますので、参考にして下さい。

Microsoft Edgeのアイコンが突然変わる

2023年8月21日以降、WEBブラウザであるMicrosoft Edgeのアイコンが突然変わりました。
左下に茶色のカバンマーク(ブリーフケース)のようなものがついたのです。

何か設定を触ってしまったのか？
何か変なことをしてしまったのではないか？と不安に感じた方もいるのではないでしょうか。

Microsoft Edgeのアイコンが変わった理由

Microsoft Edgeのアイコンが変わったのは、アップデートによる仕様です。
そのため、ウィルス等に感染したというわけではありません。

米Microsoftは8月21日の現地時間に、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v116.0.1938.54をリリースしました。
Edge 116では「Microsoft Edge for Business」が導入されています。

今回のアップデートに伴い、「Microsoft Edge for Business」を利用している方はアイコンが変わってしまったということになります。

Microsoft Edgeのアイコンのカバンマークの意味は？

では、なぜMicrosoft Edgeのアイコンにカバンマークなのか？
どんな意味があるのでしょうか？

このカバンマークは、別名「ブリーフケース」ともいいます。
ブリーフケースは書類などを入れるビジネスバッグのことです。

カバンマークがつくのは「Microsoft Edge for Business」を利用している方のみ。
Businessということで、分かりやすいようにビジネスバッグをアイコンに設定したと考えています。

また、v116.0.1938.54のアップデートにより、とても便利な機能も追加されました。
うっかり個人のプライベート用「Edge」で仕事用のWebサイトを開いてしまった際にも、自動で仕事用の「Edge」へ切り替わるようになったのです。

私も私用と仕事用で間違えて開いてしまうことがあったので、テレワーク・在宅ワーク勤務が多い方にはかなりありがたい機能です。

Microsoft Edgeのアイコンを元に戻す方法は？

Microsoft Edgeのアイコンが変わったことで、違和感を感じている方も少なくないかと思います。
どうにかしてもとに戻したいと思っている方もいるかもしれません。

アイコンが変わってしまったのは、v116.0.1938.54による影響です。
そのため、以前のバージョンに戻すことができず、アイコンを元に戻すということもできません・・・。

どうにかしてもとに戻したい・・・という場合は、パソコンの「システム復元」をすることで戻ります。
ただし、他のアプリなどのバージョンも元に戻ってしまう可能性があるため、あまりおすすめはできません。

アップデートがあるということは、最新の機能やセキュリティなども強化されていることになります。
古いバージョンを使うことは、セキュリティ面でも不安があるためできれば避けたいところ。

アイコンに違和感はあると思いますが、慣れるしかなさそうです・・・。

→1つの方法として、個人用アカウントを作った上でショートカットをデスクトップに作成することで、カバンマークのアイコンではないものを作ることは可能です。
また、仕事用アカウントからログアウトすることでカバンマークは消えますが、根本的な解決法ではありません・・・。

Microsoft EdgeとBusinessの違いは？

そもそも、Microsoft EdgeとMicrosoft Edge for Businessは何が違うの？という疑問が浮かんだ方もいるかもしれません。

まず、機能自体はどちらも同じです。
通常のMicrosoft Edgeの企業バージョンがMicrosoft Edge for Businessなんですね。

では、どういった点で違うのかというと、ビジネス環境で利用されることを考慮されているのがMicrosoft Edge for Businessです。

近年、テレワークが増えました。
これに伴い、自宅のPCで会社の大事な仕事を作業する機会が増えた方も多いかと思います。

そうなると、個人的なWebブラウザの使用と仕事でのWebブラウザの使用を使い分けたいですよね。
履歴データなどさまざまなデータをわけないと、公私混同してしまい、最悪の場合は情報漏えい問題にもなりかねません。

そこで導入されたのが、Microsoft Edge for Business。
企業などで利用することを想定されているため、セキュリティなどがより強化されています。

Google Chromeでは分けづらい・・・という方は、Microsoft Edge for Businessの利用が便利ということですね！