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ユニクロのクリスマスギフト50000円LINEのアンケートが詐欺か検証してみた

2023年11月23日頃より、LINEにて「UNIQLO/ユニクロのクリスマスギフト」が届きました。
ユニクロのクリスマスイベントに参加して現金プレゼントを当てようと書かれており、その金額はなんと50000円!!

本当に50000円もらえるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
ユニクロのクリスマスギフトは本物なのか?詐欺なのか?

知り合いから送られてきたためにリンクを開いてしまった、アンケートに答えてしまったという方もたくさんいます。

今回は、ユニクロのクリスマスギフトのリンクをクリックしちゃった、開いちゃった、答えてしまったという方への対処法。
実際にアンケートに答えるとどうなるのか?を検証してまとめています。

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ユニクロのクリスマスギフトに関するLINEが届く

2023年11月23日頃より、友人や知人から「ユニクロのクリスマスギフト」というリンクがLINEで届いた方もいるのではないでしょうか。

アパレルで有名なユニクロのクリスマスギフトキャンペーン。
どうやら、現金プレゼントをしてくれるようです。

しかし、送ってきたのは自分の友人や知人。
ユニクロの公式LINEではないので、何だか怪しいな・・・と感じている方もいるかと思います。

ただ、本物であれば現金プレゼントキャンペーンを逃すわけにはいきません!

ユニクロのクリスマスギフトのアンケートに答えるとどうなるか検証

ユニクロのクリスマスギフトアンケートが気になっている方はたくさんいるはずです。
本物であれば参加したいですし、偽物であれば友人や知人も危ない・・・。

そこで、ユニクロのクリスマスギフトLINEを開くとどうなるのか?
アンケートに答えるとどうなるのか?
答えている方も答えていない方も、どのようになるのか気になると思いますので検証していきます。

検証1:URLを開くとアンケートが4問出てくる

LINEに届いたURLをクリックすると、50000円を獲得するチャンスという表示が出ます。

アンケートは4種類あり、「ユニクロを知っていますか?」というような簡単なものです。
「はい」「いいえ」で選択していくだけなので、かなり手軽に参加できるようになっていました。

検証2:アンケートに答えてみる

では、実際にアンケートに回答してみます。
全ての回答が終わると、「おめでとうございます」という画面が出てきました。

どうやら、クリスマスギフトの50000円に当選した模様。
簡単なアンケートに4問答えるだけで50000円なんておいしすぎます・・・。

検証3:50000円を受け取るためにやること

50000円当選画面が出てきたものの、すぐには受け取れません。

賞品を受け取るには、20人の友だちにリンクを送ることが条件です。
MessengerかLINEで友だちや身内に紹介しないと50000円を受け取る資格がないということですね。

当たったはずなのに、周りに広めなきゃいけないのは何だか違和感を感じますよね。

ここで思い出してほしいのが、あなたは誰からユニクロのクリスマスギフトを受け取ったか?ということ。
友だちや身内からLINEを受け取っていますよね。

つまり、送ってきたご友人も50000円を受け取るために20人に送ろうとしていたと考えられます。

検証4:20人に送ると住所入力を求められる

20人にリンクを送ると、住所入力の画面が出てくるようになります。
さらに進むと、クレジットカード情報の入力も求められます。

50000円を受け取るためには、20人に紹介したあと、住所の入力をしなければいけないというのはキャンペーンページに書いてありました。

しかし、お金を受け取るためになぜクレジットカードの情報まで必要なのか?
何だか雲行きが怪しくなってきました。

ユニクロのクリスマスギフトについて公式に問い合わせてみた

今回、LINEで届いたクリスマスギフト。
実際にアンケートに答えると、かなり怪しい点が多いんですよね。

そもそも、ユニクロで本当にクリスマスギフトアンケートを行っているのか?
クリスマスギフトに関するLINEを送信しているのか?を調べる必要があります。

そこで、ユニクロのお客様窓口、カスタマーセンターへ実際に問い合わせをしてみました。

ユニクロカスタマーセンターのお問い合わせ先
電話番号:0120-170-296(フリーダイヤル・無料)
受付時間:9時~17時 年中無休

ユニクロでは、AIによる音声対応も導入しています。
しかし、今回の件についてはAIでは対応外と判断し、有人オペレーターへ問い合わせをしてみました。

Q.ユニクロのクリスマスギフトアンケートに答えると、50000円がもらえるキャンペーンのLINEが来ました。
そのようなキャンペーンはしていますか?
A.アンケートに答えると賞金がもらえるというキャンペーンについて、多数のお問い合わせをいただいております。
弊社ではそのようなキャンペーンは行っておりません。
弊社とは無関係のものとなりますので、なりすましにご注意いただきますようよろしくお願いいたします。

ユニクロの回答としては、アンケートに答えると50000円がもらえるキャンペーンはやっていないというものでした。
つまり、ユニクロのクリスマスギフトは詐欺ということになります。

こちらについては、公式ホームページにもお知らせが出ています。
公式ホームページのお知らせページのリンクも貼っておきますので、自分で確認したい!という方はご覧ください。

ユニクロの公式ホームページはこちら

ユニクロのクリスマスギフトはフィッシング詐欺

今回、ユニクロのお客様窓口に問い合わせたところ、アンケートに答えると賞金がもらえるキャンペーンは行っていないという回答がありました。
公式からの回答により、100%詐欺であることが確定したわけです。

厳密に言うと、フィッシング詐欺と呼ばれるものです。
ユニクロの名前を使い、個人情報を抜き取ろうとすることが目的なんです。

一般的には、フィッシング詐欺というのはSMSやメールアドレスに届きます。
しかし、今回の場合は友人や身内からLINEで届いたことで、本物だ!と思ってしまった方もいるかもしれません。

なぜ友人や身内からこのような詐欺LINEが届いたのかが気になりますね。
もしかして詐欺に加担しているのではないか?友人に騙されているのではないか?と疑ってしまうのも無理はありません。

実は、送ってきた本人も詐欺だと気がついておらず、キャンペーンに騙されてしまっているんです。

アンケートに答えると、LINEなどで20人に送らないといけません。
友人も50000円獲得画面が出たことで、20人に送るという指示に従っていたのです。

そのため、友人が騙そうとしていたわけではないので誤解しないようにしてくださいね。

過去にもユニクロ38周年ギフト・母の日ギフトという同じ詐欺があった

今回のユニクロのクリスマスギフトですが、過去に「ユニクロ38周年ギフト」「ユニクロ母の日ギフト」という同じ詐欺が流行りました。
その時も、友人にリンクを送ると50000円あげるよ!というものだったんですね。

ユニクロだけではありません。
ファミリーマート、ローソンの名前を使った同様の手口もありました。

内容は全く同じで、アンケートに答えると50000円もらえるというものだったんです。
手口が全く同じことを考えると、同じ組織もしくは個人で「クリスマスギフト」という名前に変えて、新たに詐欺を働こうとしている可能性があります。

リンクを開いてしまった時の対処法

ユニクロのクリスマスギフトは、ご友人や身内の方からLINEで届いているかと思います。
知り合いからら届いたことで、既にリンクを開いてしまった、開いちゃったという方もたくさんいると思います。

開いてから何だか変だな?と違和感を感じた方も少なくないでしょう。

リンクを開いてしまった場合、すぐにブラウザを終了してページを閉じるようにしてください。
興味本位で何度もアクセスしないようにしましょう。

リンクを開いてしまったという状態なら、まだ間に合います。

フィッシング詐欺というのは、URLをクリックしたあとに情報を入力した、アプリなどをインストールしたあとに発生しやすくなっています。
つまり、リンクを開いてしまっただけであれば、個人情報を抜き取られる可能性は低いのです。

アンケートに答えてしまった時の対処法

リンクを開いただけでなく、50000円がもらえるかもしれないと信じてしまい、アンケートに答えてしまったという方もいるかと思います。
アンケートに答えちゃったけど大丈夫かな・・・と心配になりますよね。

結論から言うと、アンケートに答えただけなら心配はほぼなしです。

友人20人にリンクを送ってしまっていても、送っているだけならセーフです。
それ以上、知り合いにLINEを送らない、広めないようにしてください。

情報を入力してしまった時の対処法

ユニクロのクリスマスギフトLINEを20人に送った方も既にいるかもしれません。
20人に送り終えると、50000円を受け取るために個人情報の入力を求められます。

・氏名
・住所
・クレジットカード番号

など。

情報を入力する前に今一度思いとどまって考えてみてください。
なぜ、50000円を受け取るためにクレジットカードの情報を入力しなくてはいけないのでしょうか?

これこそが、フィッシング詐欺の手口なのです。
個人情報を入力させ、情報を盗むことが目的です。

この手のフィッシング詐欺にあうと、入力した情報以外にも様々な情報を抜き取られてしまう可能性があります。

■氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの個人情報
■クレジットカード番号
■銀行口座番号
■ショッピングサイトなどのID・PWアカウント情報
■SNSのアカウント情報

場合によっては乗っ取りに合う可能性もあり、非常に危険です。
万が一情報を入力してしまったのであれば、早急に対処する必要があります。

クレジットカード会社へ連絡

まず、早急にやるべきことは情報を入力してしまったクレジットカード会社へ連絡し、カードを使えないようにしてもらうことです。
お使いのクレジットカード会社によって、問い合わせ先の電話番号などが異なりますので、ご自身が使っているカード会社に連絡をしなくてはいけません。

どうやって調べたらいいかわからない・・・という方は、クレジットカードの裏に会社のカスタマーサービスなどの電話番号が記載されているはずです。
その電話番号にかければ、自動音声でカードの停止などの該当する番号案内をしてくれるはずです。

もしくは、インターネットで直接調べるという方法もあります。

調べ方としては、「クレジットカード会社の名前+クレジットカード 停止」などで検索してください。
例えば、楽天のクレジットカードの情報を入力してしまったのであれば「楽天カード クレジットカード 停止」と検索すると「カードの紛失・盗難・拾得」の案内ページがリストに出てきます。

該当するページに記載されている問い合わせ先へ連絡し、「フィッシング詐欺のホームページで情報を入力してしまったので、カードの利用停をして欲しい」と伝えましょう。
その後の手続きは、オペレーターの指示に従ってください。

各種パスワードやメールアドレスの変更

クレジットカード会社へ連絡が済んだら、現在利用している各種パスワードやメールアドレスも変更しておきます。
パスワードは入力していないという場合でも、もしものために変更しておくと安心です。

また、フィッシング詐欺に入力したメールアドレスは廃止手続きをし、新たなメールアドレスを取得してください。
ドコモやauなどのキャリアメールを使っている方は、メールアドレスの変更を行いましょう。

変更方法やメールアドレスの廃止は、お使いのサービスによって異なります。
「ヤフーメール メールアドレス廃止」「ドコモ メールアドレス 変更」というように検索すると、公式ホームページでの案内ページがリストに出てきます。

パスワードやメールアドレスの変更は手間がかかりますが、SMSなどの乗っ取り被害にあわないためにも変えておくことをおすすめします。

フィッシング詐欺相談窓口へ連絡

もし余裕があれば、フィッシング詐欺相談窓口に報告もしておきましょう。
クレジットカードは停止した、メールアドレスなども変更したけど、住所などはどうなるのか?という不安は残っています。

情報を入力してしまった後にやるべきことなども案内してくれますので、不安な方は問い合わせてみてください。

以下にリンクを貼っておきます。

フィッシング110番のホームページはこちら

IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)のホームページはこちら

フィッシング対策協議会のホームページはこちら

1つ注意点として、フィッシング詐欺でお金やギフトカードなどを送ってしまった場合。
相談窓口に連絡してもお金は返ってきません。

あくまで、このようなフィッシング詐欺があったという情報提供、被害が拡大しないためにできること、今後の注意点などのアドバイスをしてくれる窓口となります。
そのため、振り込んでしまったお金はほぼ戻ってこないものだと考えてください。

フィッシング詐欺は、巧妙な手口を使って日々進化しています。
今回のように友人などから送られてくると、つい油断しがちです。

身に覚えがないメールに対して「まずは疑う」ようにしてください。
本物か詐欺かわからないという場合は、公式のカスタマーサービス・お客様サービスセンターへ電話をして問い合わせをするようにしましょう。

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