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国税庁から届いたSMSを開いてしまった時の対処法【税金未払い詐欺】

2022年8月9日頃より、SMS(ショートメール/ショートメッセージ)で「国税庁から税金未払い」のメールが届いている方が多数いるようです。
メールの中には「差し押さえ」「最終通知」といった内容も書かれているため、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、国税庁から届いたSMSは詐欺です。
国税庁ではなく、「国税庁の名前を使ったフィッシング詐欺」です。

しかし、国税庁、最終通知、差し押さえという文字を見て、慌てて開いてしまった方もいると思います。

今回は、国税庁からのSMSのリンクを開いてしまった、開いちゃった時の対処法をご紹介します。

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国税庁からのSMSが話題に

2022年8月9日頃より、国税庁からSMSが届くという声が多数あがっています。

内容は「税金未払い」「差し押さえ」「最終通知」といったもので、ちょっと怖いですよね・・・。
税金を払っていても、何か見落としたかな?と不安に感じた方も多いのではないでしょうか。

しかも、最終通知や差し押さえなんて文字を見たら、誰でも焦ってしまうと思います。

国税庁からのSMSは詐欺

結論から言うと、国税庁からのSMSは詐欺!!!!です。
厳密に言うと、国税庁の名前を使った「フィッシング詐欺」と呼ばれるものです。

届いたSMSに書かれているURLをクリックすると、国税庁と書かれたページが出てきます。

番号だけでなく、金額なども書かれています。
金額などは人それぞれ異なりますが、1万~4万前後と税金未払いで有り得そうな金額を記載しているんですよね・・・。

それっぽく見えますが、国税庁がSMSで連絡することはないです。
もしSMSが届いても、URLは絶対にクリックしないようにしてください。

国税庁のSMS偽物の見分け方

もう一度繰り返しますが、国税庁がSMSで連絡することはないのでご注意ください。
電話番号もデタラメですし、URLもフィッシング詐欺用に作られたものです。

この件について、国税庁のTwitterでも注意喚起が出ています。

偽サイトのURLは
「https://nta●●●●.com/●●●●」
「https://cutt.ly/●●●●」

といったものが多く、いずれもURLの後半の数字が人それぞれ違っています。

国税庁の正しいURLは「https://www.nta.go.jp/」です。
そもそもURLも違いますので、絶対にクリックしないようにしてください。

リンクを開いてしまった時の対処法

国税庁から未払い通知が届いたことで、既にリンクを開いてしまった、開いちゃったという方もたくさんいると思います。
開いてから支払い方法などが出てきたために、何か変だな?と感じた方もいるかもしれません。
もしくは、わかっていても興味本位で開いてしまった方もいると思います。

リンクを開いてしまった場合、すぐにブラウザを終了してページを閉じるようにしてください。
間違っても、興味本位で何度もアクセスしないようにしましょう。

リンクを開いてしまったという状態なら、まだ間に合います。

フィッシング詐欺というのは、URLをクリックしたあとに情報を入力した、アプリなどをインストールしたあとに発生しやすくなっています。
つまり、リンクを開いてしまっただけであれば、個人情報を抜き取られる可能性は低いのです。

情報を入力してしまった場合

リンクを開くと、メールアドレス、氏名、電話番号などの個人情報入力画面が出てきます。

本物かと思い、入力してしまった方も中にはいるかもしれません・・・
入力してしまった方は、早急に「クレジットカード会社への連絡」「各種パスワードの変更」「メールアドレスの変更」をしてください。

クレジットカード会社には事情を話した上で、カードを一時停止、カード番号をかえてもらいましょう。
また、アドレスやパスワードの変更なども全て行うようにしてください。

あわせて「フィッシング110番」にも相談してください。

フィッシング110番のホームページはこちら

各都道府県の警察にサイバー犯罪相談窓口が設置されています。

今後のための詐欺にあった時の対処法

この手のフィッシング詐欺にあうと、様々な情報を抜き取られてしまう可能性があります。

■氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの個人情報
■クレジットカード番号
■銀行口座番号
■ショッピングサイトなどのID・PWアカウント情報
■SNSのアカウント情報

乗っ取りに合う可能性もあり、非常に危険です・・・。

間違って開いてしまった、情報を入力してしまった・・・という方は、フィッシング詐欺に関する相談窓口各種へ連絡をしてください。

フィッシング110番のホームページはこちら

IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)のホームページはこちら

フィッシング対策協議会のホームページはこちら

少しでも怪しいな・・・と思ったら、クリックする前に問い合わせをしましょう。
問い合わせをする際も、不審なメールに書かれた連絡先ではなく、必ずネットで検索して正しい場所に問い合わせをしてください。

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