JCOMの請求書未払いメールは詐欺!開いてしまった時の対処法
SMS(ショートメール/ショートメッセージ)やメールアドレスにて「JCOM請求書の未払い」といったメールが届いている方がいます。
メールの中には「支払期日が過ぎている」「利用停止になる可能性がある」といった内容が。
契約している方は、払ったはずなのに?と思ったかもしれません。
契約していない方は、契約していないのにいつの間に?と思ったかもしれません。
確認しようと慌ててリンクを開いてしまった方もいるのではないでしょうか。
今回は、JCOMからの詐欺メールを開いてしまった、開いちゃった時の対処法をご紹介します。
目次
JCOMからのメールが再び届き始める
2022年9月16日頃より、JCOMから「請求書未払い」という内容のメールが届いた!という声が上がっています。
内容は「請求書未払い」「利用停止になる」といったもの。
もともと、JCOMの名前を使ったメールは2017年頃より多発していました。
以降、届いている人度々いたものの、再び流行りだしている模様・・・。
契約している方は、引き落としできなかったのかと不安になるかもしれません。
契約していない方は、身に覚えがないといえど、知らない間に何か押して契約してしまったのか?と不安に感じたかもしれません。
JCOMからのメールは詐欺
結論から言うと、JCOMからのSMSは詐欺です。
厳密に言うと、JCOMの名前を使った「フィッシング詐欺」と呼ばれるものです。
「支払い方法は無効だ!」といきなり文面が変わるので、違和感を感じた方のほうが多いと思います。
詐欺メールの精度としては高くないものの、送信元が「jcom.co.jp」なので、ちょっと信じてしまった方もいるのではないでしょうか。
もしも未払いだったとしても、JCOMがSMSやメールで連絡することはないです。
届いても、URLは絶対にクリックしないようにしてください。
JCOMからの注意喚起
もう一度繰り返しますが、JCOMがメールで連絡することはないのでご注意ください。
URLはフィッシング詐欺用に作られたものです。
この件について、JCOMの公式ホームページでも注意喚起が出ています。
また、JCOMは「JCOMサポート」というTwitterもあります。
こちらでは特にお知らせは出ていないものの、今後報告数が増えた場合にツイートされる可能性もあります。
おはようございます、J:COM公式サポートです。本日もよろしくお願いします。#お役立ちサポート情報
J:COMからの毎月の「ご請求料金」をパソコン・スマートフォン・テレビで確認する方法をご紹介します。https://t.co/H55KeTrhZ3— J:COMサポート (@jcom_support) September 16, 2022
もしも本物か不安に感じた場合は、JCOMサポートのTwitterアカウントにリプライしてもOK。
担当の方が回答してくれます。
リンクを開いてしまった時の対処法
JCOMから未払い通知が届いたことで、既にリンクを開いてしまった、開いちゃったという方もたくさんいると思います。
開いてから支払い方法などが出てきたために、何か変だな?と感じた方もいるかもしれません。
もしくは、わかっていても興味本位で開いてしまった方もいると思います。
リンクを開いてしまった場合、すぐにブラウザを終了してページを閉じるようにしてください。
間違っても、興味本位で何度もアクセスしないようにしましょう。
リンクを開いてしまったという状態なら、まだ間に合います。
フィッシング詐欺というのは、URLをクリックしたあとに情報を入力した、アプリなどをインストールしたあとに発生しやすくなっています。
つまり、リンクを開いてしまっただけであれば、個人情報を抜き取られる可能性は低いのです。
情報を入力してしまった場合
リンクを開くと、メールアドレス、氏名、電話番号などの個人情報入力画面が出てきます。
場合によっては、Amazonのギフトカードで支払いをしてほしい、という内容も出てくる場合があります。
Amazonギフトカードを入力してしまった場合は、もう返ってこないものだと思ってください・・・。
住所や電話番号などの個人情報を入力してしまった方は、早急に「クレジットカード会社への連絡」「各種パスワードの変更」「メールアドレスの変更」をしてください。
クレジットカード会社には事情を話した上で、カードを一時停止、カード番号をかえてもらいましょう。
また、アドレスやパスワードの変更なども全て行うようにしてください。
あわせて「フィッシング110番」にも相談してください。
各都道府県の警察にサイバー犯罪相談窓口が設置されています。
今後のための詐欺にあった時の対処法
この手のフィッシング詐欺にあうと、様々な情報を抜き取られてしまう可能性があります。
■氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの個人情報
■クレジットカード番号
■銀行口座番号
■ショッピングサイトなどのID・PWアカウント情報
■SNSのアカウント情報
乗っ取りに合う可能性もあります。
SNSやショッピングサイトなどのメールアドレスやパスワードを一律同じものにしている方は、特に要注意です!
間違って開いてしまった、情報を入力してしまった・・・という方は、フィッシング詐欺に関する相談窓口各種へ連絡をしてください。
■IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)のホームページはこちら
少しでも怪しいな・・・と思ったら、クリックする前に問い合わせをしましょう。
問い合わせをする際も、不審なメールに書かれた連絡先ではなく、必ずネットで検索して正しい場所に問い合わせをしてください。