スマホ熱中症になった時の対処法!冷やす最も手軽な方法は10円玉!
年々暑くなり猛暑が続く中、2022年に「スマホ熱中症」による故障、発火のトラブルが発生しています。
スマホ熱中症はどんな症状なのでしょうか?
どのような状況で発生するのでしょうか?
もしもスマホ熱中症になった場合、どのような対処法があるのでしょうか?
やってはいけないこと、手軽にスマホを冷やす方法もあわせてご紹介します。
目次
猛暑が続き「スマホ」も熱中症に・・・
異常気象だと言われ続けて早数年、2022年は史上最速の6月に梅雨明けとなりました。
7月上旬にはすでに38度近くの猛暑になり、熱中症で救急搬送される方も急増しています。
実は、熱中症になるのは生物だけではありません。
わたしたちがいつも使用している「スマホ」も熱中症になるのです。
このことをスマホ熱中症と表現され、2022年7月6日にニュースでも取り上げられました。
スマホ熱中症になると、故障の原因になったり最悪の場合、発火するおそれもあります。
実際に海外では、発火したというケースもありました。
スマホ熱中症になる原因
スマホ熱中症は、スマホが高温になることをいいます。
スマホ本体の温度は25度前後が適正と言われています。
しかし、暑い中 屋外で使用することで、スマホ本体の温度が40~60度近くになってしまうことも・・・。
例えば、どこか行くときに地図アプリを使ったり、スマホゲームをしたり、SNSを見たり・・・。
ほんの少しのスマホ使用でも、外の気温に相まってスマホ本体の温度が急激に上がってしまいます。
特にスマホケースをつけていると熱がこもりやすく、あっという間に40~50度になります。
スマホが50度近くになった場合、2~3分手に持っているだけで低温やけどになる可能性もあります。
スマホ熱中症でやってはいけないこと
スマホの高温状態が続くと、スマホの故障、電池の劣化、パフォーマンスの低下に繋がります。
できるだけ早く温度を下げたいところですが、スマホの温度を下げる際にやってはいけないことがあります。
・冷却剤を使用しての急激な温度低下
・冷蔵庫や冷凍庫に入れる
・クーラーに当てる
やってしまいがちなのが、クーラーに当てて温度を下げようとする方法です。
確かに温度はすぐに下がるものの、スマホにはさらに悪影響になってしまいます。
クーラーだけでなく冷蔵庫や冷凍庫に入れたり、冷却剤を使うことも同様です。
これらの方法は、急激な温度低下によるスマホ内の結露に繋がります。
結露するということはスマホ内部に水分が入ってしまうことになるので、故障の原因になってしまいます。
スマホ熱中症になってしまっても、クーラーや冷蔵庫などで冷やす行為はしないようにしましょう。
スマホ熱中症になった時の対処法
もしもスマホ熱中症になった場合、緩やかに温度を下げる必要があります。
その方法として、手軽かつ身近なものでできる方法、グッズをご紹介します。
その1:ケースを付けている場合ははずす
スマホを傷つけたくない!ということから、ケースをつけている方がほとんどです。
ケースをつけていると熱がこもりやすく、スマホ熱中症を加速させる要因になってしまいます。
本体が熱くなってきた!と感じたら、まずはケースをはずして熱を逃しましょう。
その2:扇風機を使用する
スマホのケースをはずしただけでは、そう簡単に温度は下がりません。
少しでも早く温度を下げるには、扇風機を使用するのが効果的です。
クーラーなどのように急激な温度低下にはならず、緩やかに温度を下げていきます。
自宅や会社にある一般的な扇風機、持ち歩き用のハンディファンでもOK!
もしくは、スマホに取り付ける扇風機も効果的です。
出典:https://www.amazon.co.jp/
スマホの後ろに取り付けることで、スマホ本体の温度を少しずつ下げてくれます。
かさばってしまうというデメリットがあるので、使い勝手の面で考えると普通のハンディファンの方がおすすめです。
その3:10円玉を使用する
ハンディファンを持ち歩く人は増えましたが、いつでもどこでも持っているわけにはいきません。
わざわざ買うのも・・・という方におすすめなのが、10円玉を使用して温度を下げるという方法です。
やり方はとても簡単で、スマホの裏に10円玉をなるべく多く乗せるだけなんです。
数年前にテレビでも紹介されました。
なぜ100円や1円ではなく10円玉なのか?
10円玉は銅でできています。
銅は熱を吸収する力があるので、スマホの背面に乗せることで熱を吸い取ってくれるのです。
結露の心配もなく、身近なアイテムでできる方法の1つです。
ただし、扇風機よりも時間はかかること、10円玉1枚ではほぼ効果がありません。
覚えておいて損はない方法ではあるので、頭に入れておくと良いと思います!
炎天下でのスマホ使用は控えめに
スマホは私達にとって欠かせないアイテムの1つです。
そして、近年のスマホは決して安い買い物ではありませんので、故障すると大きな痛手にもなります。
暇つぶしにスマホを使用したいと思う状況はたくさんあると思いますが、炎天下でのスマホ使用はなるべく避けるようにしましょう。
どうしても使わないといけない!という時は、日陰に入って少しでも温度の上昇を避けたいですね。