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Apple ID情報が更新されました(請求情報)は詐欺か検証!開いてしまった時の対処法

2023年9月に入り「Apple ID情報が更新されました。(請求情報)ご利用のApple IDに、2023年9月~」というお知らせメールが届きました。

差出人には自分のIDがはいっているため、誰かが不正利用したのではないか?と心配になっている方もいるかと思います。
さらに、メールに記載されているURLもapple公式のものなので、なんだか怖いですよね。

本物か偽物を見分ける方法は?
メールやリンクを開いてしまったらどうなるのか?
開いちゃった時の対処法は?

本記事では、「Apple ID情報が更新されました。(請求情報)ご利用のApple IDに、2023年9月~」が迷惑メール・詐欺メールなのかを検証。
さらに、開いてしまった、クリックしてしまった時の対処法をまとめています。

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Apple ID情報が更新されました(請求情報)というメールが届く

2023年9月5日頃より、「Apple ID情報が更新されました。(請求金額)ご利用のApple IDに、2023年9月~」というメールが届きました。
内容を確認してみると・・・。


Apple ID情報が更新されました。
ご利用のApple IDに、2023年9月6日付けで以下の変更が行われました。
請求情報
お客様がこの変更を行っていない場合、または他人が不正にお客様のアカウントにアクセスしていると思われる場合は、すみやかにApple IDアカウントのページでパスワードを変更してください。

どうやら、利用しているApple IDで請求情報に関する変更が行われたようです。

特に変更した覚えもなく身に覚えがない・・・。
誰かが勝手に変えてしまったのではないか?乗っ取りにあってしまったのではないか?
個人情報を盗まれているのではないか?と不安になっている方も多いのではないでしょうか。

Apple ID情報が更新されました(請求情報)メールは本物か検証

今回、Apple IDから届いたApple ID情報が更新されました(請求情報)メール。
何となく怪しいと思いながらも、もしかしたら本物かもしれないし偽物かもしれないと判断に迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、本物なのか偽物なのか様々な観点で検証していきたいと思います。

※興味本位で検証するのは非常に危険です。
今回は、安全管理をした上で行っていますので真似しないようにしてください。

検証1:届いたメールの差出人を確認する

まずは、届いたメールを確認してみましょう。
メールが届くということは、必ず送信元が表示されるはずです。

確認する場合は、電話帳などに登録をしてみましょう。
ちなみに、今回差出人のパターンはいくつかあります。

・plant-(自分のAppleID)@id.apple.com
・appelid@id.apple.com

差出人は「Apple」になっており、メールアドレスを確認すると自分のAppleIDが入っている場合があります。
また、ドメインも「@id.apple.com」なので本物なのでは?と思った方もいるかもしれません。

そもそも、AppleIDでなにかの変更を行った場合。
「@email.apple.com」からになるため、ドメインが違うことを確認しました。

検証2:記載されているURLを調べてみる

次に確認できるのは、記載されいるURLです。
メールには「http://appleid.apple.com/」と記載されており、公式のものと全く同じなのです。

しかし、最近のフィッシング詐欺はかなり手が込んでいます。
メールに記載されているURLは公式のものでも、実際に開いてみると全く違うURLになることがあるんですね。

そのため、まずは開く前にURLの「リンク」を確認します。

メールには公式のURLが書いてあったはずなのですが、リンクを確認すると全く別のものに変わっていました。
なぜ?と思いますよね。

メール本文に記載しているURLはいわゆる「リンク名」のようなものであり、URLに対して名前をつけているんです。
その名前を公式ホームページのものにし、URLは全く別物にしていることもあるため、見た目だけで騙されないようにしましょう。

ちなみに、URLを開くと本物とそっくりなページが出てきます。

よく見るとURLが公式ホームページのものではなくなっているんですね。
この時点で怪しいことがわかります。

検証3:本物のメールと比べてみる

差出人やURLの確認だけでは、100%詐欺と決めつけることができません。
99%怪しいのですが、確信できるものがほしいところ。

そこで、今回届いたメールと自分自身でAppleIDに変更を行った際のメールを比べてみます。

まずは、今回届いたAppleIDのメールです。

次に、自分自身でAppleIDにて「パスワード」を変更した後に届いたメールです。

かなり似ているのですが、見比べてみると違う点がいくつか見受けられます。

・「ご利用のAppleID」の箇所にメールアドレスの記載があるかないか
・「ご利用の~」以降の文字の大きさが違う

本物のメールと似ているようで違う部分がある時点で、今回届いたメールは偽物と判断できます。

Apple ID情報が更新されました(請求情報)メールはフィッシング詐欺

結論から言うと、Apple ID情報が更新されました(請求情報)メールは詐欺です。
厳密に言うと、AppleIDの名前を使った「フィッシング詐欺」と呼ばれるものです。

フィッシング詐欺の場合、多くはリンクを踏ませることが目的です。
公式ホームページに似たデザインを表示させ、個人情報を入力させて盗ませるのが最終的な目的なんですね。
個人情報を盗まれるだけでなく、ウィルスなどが仕込まれている可能性もあるのです。

少しでも怪しいと思ったものは、むやみやたらにクリックせず、まずは調べてみることが大切です。

しかし、本物のメールかと思い、URLリンクを開いてしまった、クリックしてしまったという方もいるかと思います。
以下で、対処法をまとめていきますのでこちらも参考にしてください。

※今回のメールはフィッシング詐欺でしたが、中には本物のメールの可能性も十分にありえます。
検証3の「本物のメールと比べてみる」の画像と比較し、本物か偽物か判断してください。
不安な場合は、ブラウザで「AppleIDログイン」と調べた上で、公式ホームページからログインして確認するようにしてください。
くれぐれもメールに記載されているURLから入らないようにしましょう。

メール・リンクを開いてしまった時の対処法

今回のメールは、AppleIDを名乗るフィッシング詐欺のメールであることがわかりました。

実際にメールが届いた方は、既にメールを開いてしまっているかと思います。
さらに、記載されているURLをクリックし、リンクを開いてしまった方もいるかもしれません。

メールを開いてしまうと、使用しているメールアドレスという認識をされてしまう恐れがあります。
今後、迷惑メールが増える可能性がありますが、とりあえずメールはすぐに削除してください。

リンクを開いてしまった場合、すぐにブラウザを終了してページを閉じるようにしてください。
くれぐれもログイン情報などを入力しないようにしましょう。

今後のための詐欺にあった時の対処法

フィッシング詐欺というのはいろんな企業の名前などを騙ってきます。
今回のAppleIDのように、メールも公式のものに似せたものが来ることもあり、本物なのか詐欺なのか見分けをつけるのも大変になってきました。

もしもフィッシング詐欺の被害にあったらどうなるのか?
ログイン情報や個人情報が抜き取られる可能性があります。

■氏名・住所・生年月日・電話番号・勤務先などの個人情報
■クレジットカード番号
■銀行口座番号
■ショッピングサイトなどのID・PWアカウント情報
■SNSのアカウント情報

フィッシング詐欺の多くは、ログイン情報などを入力させることが目的です。

今回であれば、AppleIDのログイン情報を入力すると、IDとパスワードが詐欺業者にバレてしまいます。
その情報を利用して、AppleIDにログインされ乗っ取りなどに合う可能性があるのです。

もし、情報を入力してしまった・・・という方は、フィッシング詐欺に関する相談窓口各種へ連絡をしてください。

フィッシング110番のホームページはこちら

IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)のホームページはこちら

フィッシング対策協議会のホームページはこちら

思い当たる節がないものは、メールを削除して無視してください。

もしかして・・・と何か思い当たる節がある、どうしても不安に感じた場合は、公式サービスに確認や問い合わせをしましょう。
この時、間違っても届いたURLから飛ばず、ブラウザで検索した上で公式サイトに直接アクセスするようにしてください。

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