4回転ルッツ持ちのボーヤンジン(金博洋)がかわいい！羽生結弦が憧れ？

中国出身のフィギュアスケート選手「金博洋(きんはくよう/ボーヤンジン)」さんが宇宙人ジャンパーだといわれていますｗ
羽生選手が世界最高得点を出したNHK杯2015でも「4回転ルッツ」をばっちり着氷してみせました。
4回転ルッツの基礎点(得点)はなんと13.6点です。

そんなボーヤンジン選手は羽生選手に憧れているとのこと！
羽生選手とのエピソードを調べてみました。
また、顔もかわいいのですが、実はかわいい性格についても紹介したいと思います！ｗ

金博洋(きんはくよう/ボーヤンジン)の読み方はどれが正しい？

中国出身のフィギュアスケーター、金博洋(きんはくよう/ボーヤンジン)選手。
まず名前の読み方に「？？」となりますよねｗ

中国語のピンインは「Jīn Bóyáng」となっており、英語表記は「Boyang Jin」です。
つまり、「ボーヤン(名)・ジン(姓)」となります。
(中国語の発音はこちらの動画で聞けますよ)

そして漢字を日本語読みすると「きん はくよう」と読みます。

どちらも正しい読み方ではあります。
ただ正式な読み方は中国発音での「ジン・ボーヤン」ですね。

ちなみにNHK、テレビ朝日での放送の場合は日本語読みされることが多いみたいですよ。
でもNHK杯2015では「ボーヤンジンさん」とアナウンスしてましたね。
方針を変えたのでしょうか？？
フジテレビは2013-2014シーズンあたりから、英語読みをしているそうです。

日本の大会での表記は漢字で「金博洋」。
「Boyang Jin」表記しか見たことがない方は「金博洋」と書かれていてもわかりませんよねｗw

4回転ルッツを持つ宇宙人ジャンパー・ボーヤンジン

フィギュアスケートのジャンプの中でも、アクセルの次に難しいとされている「ルッツジャンプ」
アクセルが得意な選手の中にはルッツの方が苦手という方がいるほどです。

しかしボーヤンジン選手は、「4回転ルッツ」を軽々と成功させてしまうんです。
あまりにも軽く決めるので、「宇宙人現る！」なんて言われていましたｗｗ

NHK杯2015のSPで決めた4回転ルッツの映像をご覧ください。

ジャンプが高くて、軸が細い。
顔がちょっと上を向いてるのが小動物っぽくてかわいいですｗ
簡単そうに跳んでいるので3回転かな？なんて思ってしまうくらいですねｗ
着氷も綺麗でコンビネーションにもいい流れでつながっています。

ボーヤンジン選手の強味は「ジャンプを正確なエッジで跳べること」です。
ルッツはアウトエッジで踏み切らないと減点(エッジエラー)されてしまいます。
この映像でもしっかりアウトエッジで踏み切れていますよね。

真央ちゃんがルッツのエッジエラーが多かったのは有名ですよね。
復帰後からもエッジエラーにならないよう矯正していますが、まだ完璧ではないみたいです。

さらにすごいのは「4回転ルッツ-3回転トウループ」のコンビネーションも跳べるというところ！

2015年9月に行われた「中華人民共和国全国冬季運動会予選」で試合で初めての4回転ルッツ-3回転トウループを成功させています。
その後もグランプリシリーズ中国杯のSP、NHK杯のSPで決めているんです。

4回転ルッツの基礎点(得点)は「13.6」点。
ちなみに羽生結弦選手が跳ぶ4回転サルコウの基礎点は「10.5」点です。

4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションを決めると基礎点だけで「17.90」点もらえます。
それにGOE加点がつくと、19点以上を獲得することも・・・・！

しかも後半に4回転トウループを入れるという2015-2016シーズンのSPは本当に鬼構成ですｗ

ボーヤンジンの両親は陸上競技選手

宇宙人と言われるｗボーヤンジン選手のプロフィールを紹介します。

【金博洋(きんはくよう/ボーヤンジン)】 生年月日：1997年10月3日 出身国：中国 出身地：ハルビン市(哈尔滨市) 身長：168cm 14歳で4回転トウループ、15歳で4回転サルコウ、17歳で4回転ルッツを成功。 2013-2014、2014-2015シーズン2年連続で中国選手権優勝。 2013-2014シーズンジュニアグランプリファイナル優勝。

なんとご両親が陸上競技選手というボーヤンジン選手。
7歳でスケートを始めています。

2011年のインタビューで、ご両親がやっている陸上競技の種目は800mトラックだと答えていました。
今も続けているかは分かりませんでしたが、運動能力の高さは遺伝みたいですね！
ご両親の影響で走るのも好きだそう。
でもそれ以上にスケートが好きだと言っています。

練習場所(2011年時点)は自宅から車で30分の距離のアイスリンク。
母親が毎日送ってくれているようです。
1日に4時間リンクで練習をして、1時間半陸上トレーニング、そして学校にも行って・・・と多忙な日々を過ごしています。

ただ、アイスリンクに来て教えてくれる講師もいるとのこと。
学校に行かなくても授業が受けられるなんて良い環境ですよね。

【追記】

ボーヤン選手、2015年12月現在は「ハルビン市にあるスポーツ大学のスポーツ専門学科」に通っています。
練習することが学業のメインで、日曜日以外は全て練習日とのこと。
大学生活よりもアスリートとしての生活を優先しています。

ちなみに小さい頃のボーヤン選手の写真がこちら。

顔ほぼ変わってないですねｗｗ
ちょっと伸びた感じもしますが、なんだか優雅なポーズですｗ

憧れの選手は羽生結弦！

ボーヤンジン選手の憧れのスケーターは「羽生結弦」選手！
NHK杯2015に一緒に出場することが分かった時も「憧れの存在。彼から学びたい」と言っていました。

出典：http://mei0509・・・

出典：http://mei0509・・・

また、「アレクセイ・ヤグディン」さん「エフゲニー・プルシェンコ」さんも憧れだと言っています。　
羽生結弦選手が憧れているのもプルシェンコ選手ですよね。

ヤグディンさん、プルシェンコさんはスケートを始めた頃から好きなようです。
それもそのはず、羽生結弦選手が表彰台に上るようになったのが2009-2010シーズンあたりからです。
ボーヤン選手がスケートを始めた2004年頃は、羽生結弦選手まだノービスですねｗ

3人に共通するのは「ジャンプが素晴らしいところ」
ボーヤンジン選手も3人のジャンプに憧れていると言っています。

そんな憧れの羽生結弦選手と、NHK杯2015で競い合ったボーヤン選手！
緊張しているはずなのに、4回転ルッツもばっちり決めるポテンシャルの高さ。

見ていた羽生結弦選手が「絶対抜かしてやる」と闘志をメラメラさせるほど完璧でした。
憧れの選手からライバルとして見てもらえるなんて、嬉しいでしょうね～。

リンクの外ではかわいいボーヤン

リンクに入ると宇宙人、天才といろいろな異名がつきますがｗ
ボーヤン選手はリンクを離れると(時には離れてなくてもｗ)かわいいと評判です！
実際顔もかわいいですしね！

そのかわいさが知れ渡った？のはやはり「NHK杯2015」がきっかけでした。
表彰台に上る時の緊張と嬉しさに溢れているボーヤン選手の後ろ姿。

そしてこれです！無良選手と羽生選手がツーショットを撮る時に、気を遣って隠れるボーヤン選手ｗ

出典：http://www.ice・・・

日本人2人のショットを撮りたい報道陣のために、壁に隠れてくれていますｗ
気遣いのできる優しい子です・・・・。
でも無邪気に笑っているところがまだ10代の男の子って感じですね。

また、NHK杯2015のエキシビジョンでもかわいいシーンがありました。

・プログラム中に客席に投げ入れるはずのボールの1つが、跳ね返って戻ってきてしまう
・照明でリンクが暗く、演技が終わったあとに出口と反対方向に滑っていった

リアルタイムで見ていましたが、思わず笑ってしまうくらいのかわいい行動ｗ
ボールをかっこよく投げたと思ったら、ポーンポーンとリンクに戻ってくるのが後ろに見えてｗ
しかも演技が終わったあとにすいーっと明らかに違う方向に進んでたんです。
「あれ？」と思ったら本人も気が付いたらしく、「やっちゃった」的なポーズをしてましたｗｗ

NHK杯のエキシビジョンを見た方ならきっとボーヤン選手のかわいさにやられたはず！
難易度の高いジャンプを跳ぶとは思えないあどけなさ全開のエキシでしたｗ

グランプリファイナルで表彰台なるか？！

NHK杯で2位になり、12月10日から始まるグランプリファイナル出場決定したボーヤンジン選手。

グランプリファイナルでも「4回転ルッツ」はまず決めてくるでしょう。
NHK杯のエキシビジョンでは着氷失敗してましたが、成功率はかなり高いです。

ステップ、スピンに関してはまだまだ伸びしろがある段階。
羽生結弦選手以外にもフェルナンデス選手やPチャン選手など、PCSではまだまだ越えられない選手がグランプリファイナルに集まっています。
そんな中でボーヤン選手がどんな演技をするのか？
表彰台に食い込むのか？？
演技を見るのがすごく楽しみです！

【追記】
グランプリファイナル2015では4位で、惜しくも表彰台を逃してしまいました。
でもまだまだこれからの選手ですね！
類まれな才能の持ち主であることは間違いないので、今後も活躍していくと思います！