紀平梨花が3A(トリプルアクセル)認定!コーチは?出身は西宮?中学校はどこ?
フィギュアスケートのノービス女子シングルの紀平梨花(きひら りか)選手が、3A(トリプルアクセル)を跳べる次世代スケーターとして注目されています!
2015年11月に開催された第64回全兵庫フィギュアスケート大会では「3A認定」を受けました。
今回は若手注目選手の紀平梨花さんのコーチは誰?出身は西宮?中学校はどこ?など気になったことを調べてみました!
目次
次世代フィギュア期待のホープ・紀平梨花
2015年10月23日~25日に行われた「第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会」には、次世代のフィギュアスケート界を担うであろう若手選手が出場していました。
その中で見事優勝したのが中学1年生(13歳/2015年11月現在)の「紀平梨花」選手!
ジャンプが得意という紀平梨花選手、GOEマイナスなしのノーミスの演技で優勝を勝ち取りました!
しかも得点は「100.53」と100点越え!(FSのみ)
フリーで100点って低いように感じるかもしれませんが、ノービス選手で100点超えはスーパースコアです!!!!
(全日本ノービス大会でのプロトコルはこちら)
全日本ノービスの予選会だった「2015近畿選手権大会」では、同じく注目選手の「岩野桃亜(いわの もあ)」選手をも抑えて優勝しています。
(近畿選手権大会のプロトコル(FS)はこちら)
近畿ブロック予選ではマイナスを取られてしまっていた、後半の「3Lo」も加点が入るほどの出来栄え。
演技構成は同じですが、最初のコンビネーションジャンプを「3Lz-2T」ではなく「3Lz-3T」にしてきていますね。
最終滑走だったにも関わらず緊張に負けず頑張った紀平梨花選手に、会場はスタンディングオベーション!
ジャンプの精度が高く、軸がまっすぐで綺麗なのが紀平梨花選手の魅力だと思います。
表現力についてはまだ13歳ということもあり、これからという感じですね。
全兵庫で挑戦した3Aの完成度は?
そして紀平梨花選手が強味にしていきたいと考えているのが「3A(トリプルアクセル)」!
といってもまだまだ時間をかけて習得していくのだろう、と思ったら・・・
2015年11月7日~8日にかけて開催された「第64回全兵庫フィギュアスケート選手権大会」。
全日本ノービスで優勝してから2週間後の大会で、紀平梨花選手はFS(フリースケーティング)で「3A」に挑戦したのです!!!
以下がそのプロトコル画像です。
フリー前の6分間練習ではクリーンな3Aを見事に決めていました。
しかし、試合では残念ながら転倒でGOEはマイナス3・・・
それでもしっかり3Aの認定を受けていました!
競技でクリーンな3Aを決めてくるのも時間の問題かと思います。
さらにプロトコルを詳しく見ると、なんと6種類の3回転ジャンプ全てに挑戦していることが分かります。
3A、3Fで転倒して-2点となっていますが、得意の3Lzでは加点ももらえているという技術の高さ。
まだ13歳(2015年11月時点)なのにすごいとしか言いようがないですw
全兵庫フィギュア大会ではSP:54.52、FS:101.33でトータル:155.85点をマークして第2位となりました。
ローカルな大会とはいえ、競技の場でシニアでも難しい3Aを跳ぶのは勇気がいることだと思います。
次世代のフィギュアスケート界を担う期待の若手選手として注目されるのも頷けますね。
「織田信成のすべらないスポーツ」で特集
それより少し遡りますが、2015年10月の「織田信成のすべらないスポーツ」で紀平梨花選手が取り上げられました。
3Aを練習していることが特集されたんですね。
以下がその動画です。
(紀平梨花選手の演技、3Aの練習の様子は6:07あたりから)
織田くんが言っているように、まだ回転不足で完成度としては低い状態でした。
そこから数カ月後には試合で跳べるレベルまで持ってきているのですから、成長が早い!!!!
力が入っていない感じが浅田真央ちゃんに似てるのかな~なんて思いました。
ちなみに真央ちゃんは13歳の時のノービス中部予選(2003年)で3A-2Tを成功させています。
紀平梨花選手も13歳で成功すれば、真央ちゃんと同じ歳に成功させたことになりますね!
紀平梨花のコーチは誰?
異彩を放つジャンプ技術を持っている紀平梨花選手。
そんなすごい選手を育てたコーチは誰なのでしょうか・・・
コーチは濱田美栄(はまだ みえ)さんだと思います!
というのは、2015年全日本ノービス選手権の時には、「田村岳斗」コーチが帯同していましたので。
濱田美栄コーチは関西大学、京都醍醐FSCで田村岳斗(たむら やまと)コーチと一緒に指導をされています。
なので、紀平梨花選手のコーチは「濱田美栄コーチ」と「田村岳斗コーチ」ではないか、と。
ただ、紀平梨花選手の所属は「大阪スケート倶楽部」です。
なんで「大阪スケート倶楽部」なのか、そこはよくわからなかったところです。
濱田美栄コーチと言えば、「宮原知子(みやはら さとこ)」選手のコーチです。
他にジュニアの注目選手「本田真凛(ほんだ まりん)」選手や「白岩優奈(しらいわ ゆうな)」選手など、関西の実力派フィギュアスケーターたちを指導している名コーチですね。
紀平梨花の出身地、中学校はどこ?
濱田美栄コーチ、田村岳斗コーチの指導を受けているということは、大阪出身かな?と思いましたが・・・
兵庫県西宮市にある「宮川接骨院」に通っているとの情報がありました。
で、院長の山村先生が「2015年全日本ノービス選手権」を見に行っています。
その時の紀平梨花選手の活躍ついても感想を書いていらっしゃいますよ。
なので、紀平梨花選手の出身地は「兵庫県西宮市」です。
そして兵庫県内の西宮の上ヶ原中学校に通っています。
宮原知子選手や本田真凛選手は関西大学中学・高校に通われているので、てっきり同じかと思ったら違うんですね。
兵庫県西宮市から、スケートの指導を受けるために、わざわざ大阪まで通っているんですね。
本田望結ちゃんの特集なんかでよく見ますが、愛するわが子のためとはいえ、親御さんが大変そうです・・・ww
第84回全日本ジュニア選手権大会に出場決定!
紀平梨花選手はノービスクラスです。
しかし、2015年全日本ノービス大会の上位者に与えられる特別枠で「第84回全日本ジュニア選手権大会」に出場することが決定しています!
「第84回全日本ジュニア選手権大会」が開催されるのは2015年11月21日~23日。
場所は茨城県ひたちなか市の「笠松運動公園アイススケート場」です。
全日本ノービス大会の上位選手として、紀平梨花選手のほかに2位だった山下真瑚選手、3位だった岩野桃亜選手も出場します。
ジュニア注目選手が集まる全日本ジュニア選手権2015は別途記事にしています。
フィギュア全日本ジュニア2015の出場選手・日程・テレビ放送・結果とチケット情報
紀平梨花選手は3Aに挑戦するのでしょうか!?
ジュニアスケーターだけでなく、ノービスの実力派スケーターにも注目しましょう!
【追記】
紀平梨花選手、全日本ジュニアのFSで3Aに挑戦していました!
残念ながら転倒してしまい、アンダーローテーションも取られてしまっています・・・。
でも全日本ジュニアでの挑戦できたのはいい経験になったはず!
これからも頑張ってほしいですね!
2016年は世界にインパクトを与えるかも【2016.7.30追記】
2016年7月10日に「関西大学アイスアリーナ10周年記念エキシビション」が行われました。
これに紀平梨花選手も出演。
そして見事なトリプルアクセルを決めました。
最近はなかなか決まっていなかったのですが、シーズンオフに猛特訓をしたのではないかと思われます。
さらに・・・・
2016年7月29日から行われている全日本ジュニア強化合宿に参加しています。
この報道公開があった際、紀平梨花選手は報道陣の前でトリプルアクセルを5回成功させたそうです。
ただ単発で跳んだだけではなく、さらに難易度の高い「トリプルアクセル-トリプルトゥ」を4度も成功させています。
明らかに2015年からは完成度が上がってきていますね!
紀平梨花選手は2016年はジュニアデビューとなり、世界と戦う「ジュニアグランプリシリーズ(チェコ大会とスロベニア大会)」に出場予定です。
ここで世界にインパクトを与えるんじゃないかなと思います。
近畿ブロックや全日本に出場している選手の学校名はパンフレットにも載ってます^^
近畿ブロック・全日本共に岩野さんの情報にはミスプリがあったようですが・・(^^ヾ
レインボーさん
あ、一般に出ている情報なんですね。
失礼しました。伏せ字を戻しました。
紀平選手にはちょっと注目していて、成長してほしいなと思っています。
紀平さんは西宮の上ヶ原中に通っています。
もともとは難波で、何年か前に関大・濱田チームに移籍したようです。
岩野選手も全日本ジュニア後に関大・長光チームに移籍したのでお互いに刺激を受けそうですね。
レインボーさん
そうなんですね!
詳しい情報がりがとうございます。
学校だけは伏せ字にしました。